“親と仲良過ぎる関係”が運気を下げる一因に?

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 人付き合いは大変難しいもので、良い話も悪い話も全て人づてに転がってきます。それに乗るかどうかというのは自分の判断であるとしても、付き合う人の傾向はある程度似たり寄ったりになるので、間違えた判断をしていると、自分に害しかもたらさない人ばかりと付き合うことになります。

 そうした人間関係は“清めた”ほうがいいことは確か。
 これまで15000人の人生を見てきた占い師の中井耀香さんは、著書『神様があなたのそばにやってくる すごい「お清め」』(中経出版/刊)で、いい運気は他者が運んでくるとした上で、人間関係を清めるには、自分がしている運を悪化させる習慣やクセを取り除く必要があると指摘します。そうした習慣やクセが結果的に邪気を生み、同じ邪気を持つ人ばかりが寄ってくるのだそうです。

■自分の穢れを取り除くにはどうすればいい?
 では、どのように自分の邪気や穢れを取り除けばいいのでしょうか?
 例えば、女性同士でご飯を食べに行ったときに、別のものを頼んでお互い食べさせ合うという「お約束」がありますが、中井さんに言わせれば「見直したがいい」のだとか。その背後には、「向こうのほうもおいしそうだから、一口食べてみたい」という小さな欲望があり、あれもこれも欲しいという欲張った気持ちとともに、自分の決めたことに自信が持てずに他者がうらやましく見えるという妬みがあります。
 とても些細なことですが、そういった行動を一つひとつ見直すことが、邪気を振り払うために必要だといえます。

■人をやさしくする前に自分にやさしくなろう
 自分を律して、努力することはとても大事。しかし、もし上手くいかなくて自分を責めているのであれば、それはいけないことです。
 自分にも優しい人は、他者にも優しくできるとよく言うものですが、これは同時に自分のお清めにもなります。自分自身に優しく接し、認めてあげることが邪気を振り払うというわけです。あなたは自分を大事にしていますか? 少しでもいいから、自分をほめてあげて、自己肯定感を高めていきましょう。

■親との関係の清め方
 あなたは親との関係は良好ですか? 実はこの関係、「自分たちは仲良し」のつもりでいても、お互い依存しあっているだけの関係になっていることがあります。親にべったり依存している人は、自分のことを客観的に見ることができません。
 依存し合う関係も、孤立することも、どちらも問題があります。最も大事なことは中庸でいること。自分を客観視し、なるべく中庸を目指すことが、人間関係を清めるためにj必要なのです。

 もし、なかなか運気が上がってこないと悩んでいるのであれば、自分の人づき合いを見直して、本書を参考にしながら邪気を振り払う方法を実践してみてはいかがでしょうか。自分自身の行動や習慣が変わらなければ、運の巡りも変わらないはず。その一つひとつが、あなたの人生を上向かせるのです。
(新刊JP編集部)