旅行やプールなど、イベントの日が生理と重なると、なんだか面倒ですよね。そんな時にタンポンは便利なのですが、使うことに抵抗がある人が実は多いよう。きちんと使えればお助けアイテムになりますが、使い方を間違えると吐き気や下痢、発熱といった症状があらわれる場合もあるといわれます。そこで今回は、忙しい現代女性が知っておくべき“タンポンの正しい使い方”についてご紹介しましょう。

タンポンの基礎知識と使い方

タンポンは膣内に入れることによって直接、経血を吸収し、モレやニオイを防いでくれる優れもの。アプリケータータイプのタンポンを使用する場合、タンポンを挿入する前にウォシュレットトイレをつかって膣周辺を洗っておきましょう。こうすることによって、挿入する際に手を汚さずに済みます。タンポンのアプリケーターの本体部分をきき手でもち、差し込む棒の部分に人さし指を軽く添えながら、もう片方の手で陰唇を広げて膣口にあてていきます。体に力が入るとタンポンがスムーズに入らなくなってしまうため、息を吐きながらタンポンを挿入していきましょう。なかなか入らないときは、ほんのちょっとだけタンポンを左右に動かしながら入れていくと挿入できますよ。正しい位置にタンポンが入ると、全くといっていいほど違和感を感じません。もし違和感があればそれは「間違っている」ので、新しいタンポンで挿入をやり直した方がいいでしょう。タンポンがどうしてもスムーズに挿入できない人は一度経血量が多い日に試してみて。挿入する際にすべりがよくなるので、スムーズに装着することができますよ。

トキシショック症候群(TSS)とは

タンポンの使用方法を誤ると“トキシショック症候群”を発症する恐れがあるといわれます。不潔な手でタンポンを挿入してしまったり、長時間タンポンを装着していたこと等が原因として挙げられます。症状としては、突然の高熱、発疹・発赤、倦怠感、嘔吐、下痢、粘膜充血などです。トキシショック症候群は黄色ブドウ球菌が原因となり発症しますが、本来、黄色ブドウ球菌は皮膚上に発生するバクテリアの一種で、そのほとんどが無害といわれています。しかし、長時間タンポンを装着していたり、取り忘れてしまったことで、毒素を発生させる黄色ブドウ球菌が一気に増殖し、嘔吐・下痢・発熱といった急性疾患があらわれるようになるのです。では、こういったTSSの症状を防ぐためにはどういったことに気をつけるべきなのでしょうか。

TSSを防ごう!タンポン使用の注意点

(1)挿入するときは手を清潔に!

タンポンを挿入する前は、必ず手を洗い清潔にしておきましょう。汚い手のまま使用すると、細菌が膣内に入り、バクテリアの増殖に繋がってしまいます。

(2)長時間使用しない

タンポンの使用時間は4〜8時間。8時間以上、使用すると、衛生上よくありません。必ず使用時間を守るようにしましょう。

タンポンを直接体内に取りつけるわけですから、正しい使い方をマスターしておく必要がありますよね。これから夏にかけてイベントも増えてくる時期。忙しくなる前に、タンポンの基礎知識をおさらいしておきましょう。


writer:山口 恵理香