<資料>
 長く続いたドル/円の一進一退、小動きが一巡するとドル高・円安再燃の様相となってきた。これは経験則通りの展開ではある。とりわけここ数年のパターンを参考にすると、6月末、7月初めにかけて123-124円を目指すドル高・円安が始まっている見通しになるが、果たしてどうか?

 中期円安トレンドが終わるときはクライマックス的なドル高・円安が起こるのがこれまでの基本だった。逆にいえば、そんなクライマックスがなく、方向感の乏しいダラダラした展開が続いたところからドル安・円高が始まり、すでにもう中期円安は終わっていたという経験は基本的にはない。

 その意味では、3月に122円を記録した後、118-121円中心の方向感の乏しい展開が2か月以上も続いたということは、まだ中期円安は終わっていない可能性を示すものではある。

 最近と似た局面として、2013年以降では特に2つ指摘できるのではないか。2013年6月に103円で円安が一段落した後、95-100円中心の小動きが続いた局面と、2014年1月に105円で円安が一段落した後100-105円中心の小動きが続いた局面だ<資料参照>。

※<資料>はコチラ⇒http://hbol.jp/?attachment_id=41958

 この2つの局面は、方向感の乏しいダラダラした展開が一巡すると、約1-1.5か月で、その間のレンジ分、一段のドル高・円安に向かうところとなった。これを参考にすると、この間の118-121円といった約3円のレンジ分、今後1-1.5か月でドル高・円安へ向かう動きが始まっているといった見通しになるが、果たしてどうか?(了)

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、投資情報会社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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