ローマは25日のセリエA第37節で、ラツィオとのダービーを2−1と制した。ダニエレ・デ・ロッシは「祝って、楽しんで、相手をからかう。これが大事だ」と語った。

ローマはこの勝利でセリエA2位が確定。チャンピオンズリーグ(CL)にストレートインすることが決まった。一方のラツィオは、CL出場権を逃す恐れもある。デ・ロッシは次のように続けた。

「とても大変だったけど、素晴らしい快挙だ。このグループは素晴らしい意欲を見せた。僕らはたまに、ちょっとバカなことをしてしまうことを理解しなければいけない。だから、しっかり再出発しよう。明確な考えを持ってね。そうじゃないと、来季は厳しいだろう」

「僕らはドローでも悪くなかった。それは認める。彼らもドローなら(最終節の)ナポリ戦を落ち着いて迎えられただろう。彼らがもう少しカバーしてきていたら、僕らは待っただろうね。そしてそれをやった。カウンターを使ってね」

ゴールを決めたのは、フアン・マヌエル・イトゥルベとマプ・ヤンガエムビワだ。

「イトゥルベは今季、とても良かったわけじゃない。本来できることを万全にやることができなかった。でも、彼はとても強い。そして、とても若いんだ。この街では、大金で移籍したことが重荷になっていたんだよ。これほど若い選手なら、少しそういうことを感じてしまうんだよ」