『第68回カンヌ国際映画祭』レッドカーペットでの妻夫木聡ら ©2015光點影業股份有限公司 銀都機構有限公司 中影國際股份有限公司

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『第68回カンヌ国際映画祭』コンペティション部門の受賞作品が日本時間の本日5月25日未明に発表された。

最高賞にあたるパルムドールに輝いたのは、『真夜中のピアニスト』『君と歩く世界』などで知られるジャック・オーディアール監督の『Dheepan』。グランプリはタル・ベーラ監督『倫敦から来た男』で助監督を務めたラズロ・ネメス監督の長編デビュー作『Saul fia (Son of Saul)』、審査員賞は『籠の中の乙女』で知られるヨルゴス・ランティモス監督の初となる英語作品『The Lobster』が獲得した。

また、監督賞は妻夫木聡が出演しているホウ・シャオシェン監督の『黒衣の刺客』が受賞。ホウ監督は1993年の『戯夢人生』で同映画祭の審査員賞を獲得して以来、22年ぶりの受賞となった。『黒衣の刺客』は今秋に全国公開予定。脚本賞は『父の秘密』で知られるマイケル・フランコ監督の『Chronic』。

男優賞はステファヌ・ブリゼ監督『LA LOI DU MARCHE (THE MEASURE OF A MAN)』に出演したヴィンセント・リンドンが受賞し、女優賞はトッド・ヘインズ監督『Carol』に出演したルーニー・マーラと、マイウェン監督『Mon roi』に出演したエマニュエル・ベルコが分け合った。さらに大きな功績を残しながらパルムドールの受賞経験がない監督に贈られる名誉パルムドールは、アニエス・ヴァルダ監督に贈られた。同部門にノミネートされていた是枝裕和監督『海街diary』は受賞を逃した。

なお、同映画祭の「ある視点部門」の監督賞は、浅野忠信と深津絵里が主演を務めた新作『岸辺の旅』を出品した黒沢清監督が、日本人監督として受賞した。