痩せたいと思って食事量を減らしたり、食べるものを制限したりするダイエットはつらいもの。発想を変えて「食べるダイエット」を始めてみませんか。といっても食べる量を増やすのではなくて、汁ものを食べてほかの食品の量を自然に調整したり、食べる前に水分をとってお腹に満足感を与えたりする方法です。名付けて「汁ものダイエット」。試してみてはいかがでしょうか。

食事には必ず汁もの・サラダをつける

自分の食生活を見直してみましょう。味噌汁やスープなど汁ものは摂っていますか? 食べ始めに汁ものを摂ると満足感が出て、ごはんやおかずの食べ過ぎを抑えることができます。ごはんやおかずを食べる合間にも少しずつ食べるとよいでしょう。サラダや野菜など水分が豊富な食べ物も同じような効果があります。ごはんやうどんなどの炭水化物を摂るときには、おかゆや煮込みうどんにすると水分が加わる分、炭水化物の分量が減りカロリーが抑えられます。

特におススメしたい味噌汁

味噌汁は、水分でお腹をいっぱいにするだけでなくとにかく健康に良い食品です。味噌の原料である大豆には、たんぱく質が豊富です。たんぱく質は体内で脂肪燃焼を助けるロイシン、イソロイシンというアミノ酸に変わるので、ダイエット効果があります。レシチンは、女性ホルモンを活性化させて肌の保湿に効くほか、動脈硬化を防ぐ働きを持ちます。また、トリプシン・インヒビターは、抗がん作用がありがんの予防に効果があると注目を集めている成分です。

食事前に飲み物を

空腹なときには自律神経のうち交感神経がはたらき、食欲が高まり食べ過ぎてしまいます。食べ過ぎを防ぐには、食事の前に何か飲むとよいでしょう。ミネラルウォーター、紅茶、緑茶、ハーブティー、炭酸水などカロリーが少ない水分を補給することでお腹が膨らみ空腹感が抑えられます。神経の働きは温度にも左右されます。温かいものを飲むと神経の働きが抑えられますので、そういった意味でも汁ものや温かい飲料を食事前や食事の始めに摂るのは理にかなったことです。


writer:松尾真佐代