なでしこ、澤弾で“仮想スイス”撃破!!指揮官に誕生日プレゼント

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[5.24 MS&ADなでしこ杯 日本1-0ニュージーランド 丸亀]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は24日、香川県丸亀競技場でニュジーランド女子代表とMS&ADなでしこ杯を戦い、1-0で勝利した。なでしこジャパンは今後、28日に南長野でW杯前国内最終戦となるイタリア女子代表戦を行う。

 6月7日からカナダで開催される女子W杯で連覇を狙うなでしこジャパン。この日の相手ニュージーランドは、同9日に迎える初戦で対戦するスイスを想定した戦いになった。

 その試合でいきなり背番号10が結果を残した。前半23分、左サイドからのCKを獲得したなでしこは、MF宮間あやのクロスにゴール中央に走り込んだMF澤穂希が右足ダイレクトで合わせて先制点を奪った。

 代表通算198試合目の出場となった澤だが、なでしこジャパンの背番号10に袖を通すのは、昨年5月25日のアジア杯決勝以来となる。その後、なでしこは澤なしでの戦いを模索したが、佐々木則夫監督は、W杯メンバーに澤を復帰させることを決断。「存在が重要」と話すなど、絶大な信頼を寄せていた。迎えた壮行試合初戦で指揮官の期待に見事に応えてみせた。

 守備面での奮闘も目立った。後半早々にプレーでDF熊谷紗希がPKを与えてしまうが、187cmの長身GK山根恵里奈が威圧感を放つ。すると、FWハナ・ウィルキンソンのPKは枠上に大きく外れる。同13分にはFKからチャンスを作られると、前に出た山根も防ぐことが出来ない。フリーになっていたFWアンバー・ハーンに決定的なヘディングシュートを打たれるが、DF岩清水梓がゴール直前でクリアし難を逃れた。後半はニュージーランドの地力の前に苦しんだが、何とか耐え抜いた。

 1-0で逃げ切ったなでしこジャパン。この日57歳の誕生日を迎えた佐々木監督に勝利をプレゼントすることにも成功した。本大会ではA組を戦うニュージーランドとは、決勝トーナメントに勝ち進めば、対戦する可能性が十分にある。その意味でも勝利という結果で終われたことは大きい。28日にはイタリア女子代表とW杯前国内最終戦に臨むなでしこジャパン。W杯に出場することのない相手だが、連勝で気分よくカナダに向かいたいところだ。 


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