1年ぶり代表復帰の澤が決勝ゴール…なでしこがW杯前哨戦を制す

写真拡大

 MS&AD なでしこカップ 2015が24日に行われ、なでしこジャパンとニュージーランド女子代表が対戦した。

 6月6日に開幕を控えたFIFA女子ワールドカップ カナダ2015を前に、重要な強化試合を迎えた。なでしこは本大会初戦のスイス女子代表を想定して、ニュージーランドとの試合に臨む。先発メンバーには、昨年5月の女子アジアカップ以来の代表復帰を果たしたINAC神戸レオネッサ所属のMF澤穂希やベガルタ仙台レディース所属のMF川村優理らが起用された。

 この試合、最初にシュートを放ったのはニュージーランド。11分、サラ・グレゴリアスがゴール前でボールを持つと、中央でパスを受けたアナリー・ロンゴがペナルティエリア左に持ち込みシュート。しかし、ここはGK山根恵里奈がしっかりとキャッチ。

 ここまで大きなチャンスが無かったなでしこ。23分、左CKを獲得すると、宮間あやが上げたクロスに合わせたのは澤穂希。右足でボレーシュートを決めてなでしこジャパンが先制に成功する。澤にとっては昨年5月の中国女子代表戦以来、約1年ぶりのゴールとなった。

 その後も攻めこむなでしこ。29分、高い位置でボールをカットした大儀見優季が左足でミドルシュート。しかし、ボールはわずかに枠の左に外れた。このまま1−0でなでしこがリードして前半を折り返す。

 なでしこはハーフタイムに川澄奈穂美を下げて大野忍を投入する。

 しかし、後半立ち上がりにチャンスを掴んだのはニュージーランド。49分、アンバー・ハーンが後方からのロングボールを頭で繋ぐと、ペナルティエリア内に抜けだしたハナ・ウィルキンソンが決定機を迎える。熊谷紗希がボールを奪ったが、手を使って倒したと判定され、ニュージーランドにPKが与えられる。しかし、キッカーのウィルキンソンのシュートはゴール左上に外れてしまい、同点とはならない。

 続く59分、右サイドでFKを獲得すると、リア・パーシバルのクロスボールを山根が弾ききれずにゴールが無人となる。アビー・アーセグが頭ですらし、ハーンがボレーシュートを狙ったが、ここは岩清水梓が懸命に戻りクリア。なんとかピンチを凌いだ。

 なでしこは、63分に安藤梢に代えて菅澤優衣香を、67分に川村に代えて宇津木瑠美をピッチに送り込んだ。

 試合終盤、なでしこは宇津木をアンカーに置いて、4−1−4−1の布陣に変更する。

 このまま試合は終了し、なでしこジャパンが1−0でニュージーランド女子代表を下した。

 なでしこジャパンは、28日にキリンチャレンジカップ2015でイタリアと強化試合を実施。連覇を狙う女子ワールドカップでは、スイス(6月8日)、カメルーン(12日)、エクアドル(17日)とグループステージで対戦する。

【スコア】
なでしこジャパン 1−0 ニュージーランド女子代表

【得点者】
1−0 23分 澤穂希(なでしこジャパン)