GPIFなどの買い支え終了後の業績相場で 株価上昇が始まる2つの注目株はこれだ!

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株の初心者が真っ先に飛びつくのが「身近な株」。有名企業であれば新聞やネットで豊富な情報を入手できるし、実際に商品や店舗を確認して売買の判断もできるのが人気の秘密だ。しかし、日経平均が2万円前後の水準まで回復してきた今は銘柄選びの基準を変更する必要がある。今後の株選びのポイントとオススメ2銘柄とは?

株価が業績の伸びと比較して
上がり過ぎている危険株に注意せよ!

 日経平均株価2万円までの上昇はいわゆる「主力株」と言われる有名企業が牽引。SBI証券の藤本誠之さんによると、15年年初からの株価上昇はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が日本株の運用比率を引き上げたことが引き金で、特にこうした公的資金が好む業績が安定的な株が買われていたという。

 その典型例が食品株。一般的に、「食品株=ディフェンシブ(値動きが安定的)」との印象が持たれやすい。調味料やインスタント食品などの必需品は、景気に左右されず安定的に売れるからだ。しかし、「高値づかみを避けるためにも今の食品株に騙されてはいけない」とDZHフィナンシャルリサーチの楠千弘さんは忠告する。

「食品株は業績の伸びと比較して株価が上がりすぎです。日経平均のPERが17倍なのに、食品株の平均PERは30倍超まで買われています。特に株ビギナーは、東証が発表しているセクター平均のPERに注目し、それを大幅に上回っている株には手を出さないようにしましょう」(楠さん)食品株の場合、身近で知名度の高い株ほど割高感のあるものが多いので業績やPERの確認が必要とのことだ。

 肝心なのは業績の伸び率やビジネスの将来性であり、それらに対して株価が割安に評価されている株を選び抜くのが成功の秘訣だ。たとえば、賃金の上昇や消費増税の反動一服でこれから熱くなる小売り・外食の中から見つけるのもアイデアのひとつ。また、普段誰もが使っているスマホ向けの広告を扱っている企業の業績も急拡大中なので狙い目だろう。もちろん。新聞をよく読み、世界経済に関心の高い人ならTPP関連を狙うというのもアリだ。

今後も最高益を更新見込みで
業績が下ブレしにくい株とは?

 都内を訪れる機会が多い人なら、あちこちで再開発が進行中なのを目にしているはずだ。その代表格が東急不動産ホールディングス(3289)で、渋谷を中心とした再開発案件に携わり、今期も最高益更新を見込む。受注残高が豊富で業績の下振れ不安は小さく、インバウンド(訪日外国人の消費)の恩恵も受ける。不動産大手の三井不動産(8801)や三菱地所(8802)の株を買うには最低でも300万円程度必要だが、10万円以下で買えてしかも大手2社よりもPERでみると割安だ。

 もう一つは…

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