左から、司会の塚本奈々美(新劇場版『頭文字D』プロモーションアンバサダー)、サンジゲン代表・松浦裕暁、諏訪部順一、中智仁監督

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「週刊ヤングマガジン」で18年間に渡って連載されてきた人気漫画『頭文字D』。

これまでにもテレビアニメシリーズをはじめ、劇場版、OVA、さらには明らかに日本が舞台なのに主人公・藤原拓海役を台湾スターのジェイ・チョウが演じるなど、主要登場人物の多くを台湾・香港の役者たちが担当するという、謎すぎた実写映画版『頭文字D THE MOVIE』などなど、何度も映像化されてきた本作。

昨年には、新たに最新のCG技術を駆使してバトルシーンを再現した『新劇場版 頭文字D Legend1 -覚醒-』が公開され話題を呼んだ。そして5月23日、新劇場版の2作目となる『新劇場版 頭文字D Legend2 -闘走-』が公開!

……ということで、公開を記念して新宿ピカデリーで初日舞台挨拶が行われ、中智仁監督、CGを担当したサンジゲン代表の松浦裕暁、そして今回、主人公・藤原拓海とバトルを繰り広げる「妙義ナイトキッズ」のリーダー・中里毅を演じた人気声優の諏訪部順一が登壇した。

トヨタ・プリウスよりも高いハコスカ(日産・スカイライン)で会場に乗り付けたという、自動車マニアでもある諏訪部は、原作を連載当時から読んでいるファンということで、

「最初は本当にこの役を自分が演じていいのか迷いがあったんですが、完成したバトルシーンを観るうちに、違和感がなくなってきたっていうかしっくりきたっていうか……」

とコーフン気味に語った。

さらに、原作者であるしげの秀一先生からの

「中里のキャラクターが魅力的ですごい格好良かった! 敗者の美学が泣けてきますね。サワヤカだし。最後の中里の『生きててよかったぜ』がしびれました」

というメッセージが紹介されると、「生きててよかったぜ!」と絶叫。

「しげの先生の漫画は『バリバリ伝説』から読んでましたからね。バイクもクルマも大好きなんで……ありがとうございます!」

と、テンションマックスになっていた。

続いてスペシャルゲストとして、昨年の「ゆるキャラ・グランプリ2014」でグランプリに輝いた群馬県のゆるキャラ・ぐんまちゃんが登場!

「なぜ走り屋アニメの公開記念にぐんまちゃんが!?」と思うかも知れないけど、『頭文字D』でバトルが行われている舞台は群馬県の榛名山なんですよね(作中では「秋名山」となっているけど)。

ちなみにボクも群馬出身なので、連載がはじまった頃は「おおっ、我らが群馬が舞台! これ、あそこじゃん!」とテンションが上がったものだった。

それと同時に、舞台となった榛名山の峠道には夜な夜な全国から走り屋が集まって来ちゃって、一部のマナー違反者たちが公道バトルをやって、地元民は大変だったみたいだけど……。あのね、漫画は漫画! 真似しちゃダメ!

ちなみに現在は、榛名山の峠道は路面をデコボコにしてドリフトなどを出来ないように対策してあるので、峠を攻める目的で行っても無駄ですよ(詳しくは拙著『群馬のおきて』を読もう!?)。純粋に観光目的で遊びに行ってね。

「登場人物の誰とバトルをしたい?」と問われた諏訪部も、

「うーん、こう見えてセーフティードライバーですからね。一時停止もちゃんと止まりますし、制限速度以上出しませんし! 車庫入れバトルくらいしか出来ませんかね? 縦列駐車バトルとか……」

といってましたからね。映画を観てコーフンしても、ちゃんと交通ルールは守ろう!

そして本作が「4DX」での公開も決定したことも報告された。「4DX」とは映像や音響だけじゃなく、座席が前後左右へ稼働し、さらに風、ミスト、香り、煙など、様々な形で映画を体感するできるシステム。『頭文字D』も見ながら座席が動いたら、あたかも助手席に座っているかのような臨場感が!? コレは体感したい!

通常版は全国映画館で公開中。4DX版の方は6月20日から小田原、中川、豊川、大垣、福山、小倉のコロナシネマワールドで上映される。

さらに、新劇場版3部作のラストとなる「Legend3」の制作も開始しているんだとか。中監督によると「やっぱり、高橋涼介とのバトルがメインになるでしょうね」とのこと。こちらも楽しみだなぁ〜!
(北村ヂン)