1日1分の腸もみで痩せスイッチが入る!

写真拡大

何をしてもなかなか痩せない……そんな人は、自分の腸を見直してみて。キレイなカラダを作る要となる、食べ物の消化、吸収、排泄。その役割を担う小腸&大腸をいたわれば、痩せスイッチがたちまちONに。

1日たった1分の腸もみで痩せスイッチが入る、と語るのは、腸セラピストの真野わかさん。

「腸はもむほどに温かく、やわらかくなり、動きもよくなります。すると体に必要な栄養をスムーズに取り込めるようになったり、溜め込んでいた不要なものをどんどん出せるようになるのです」

まず、マスターすべきは小腸もみと大腸もみ。おへその周辺を揉みほぐす小腸もみは、全身の血行をよくし、代謝や免疫力をアップさせることができる。

「小腸は表面積が広く、消化・吸収のためにたくさんの血液を必要とする場所。つまり、小腸の血液循環がよくなれば全身の血行が促され、体全体が温まって代謝が上がり、自然と太りにくい体質になっていきます。また、小腸には全免疫細胞の約2/3が集まっているため、免疫力が高まる効果も」

溜まった便やガスをすっきりさせるには、小腸のまわりを山型に囲むような形で行う、大腸もみ。

「大腸は“ウンチ製造工場”。もんで血行を促し、動きが整うことで、不要な便やガスを排出することができます。最後にS字結腸を丁寧にもめば、完璧ですね」

以下では腸もみのポイントを解説!

■押し、もむ力はどれくらい?

心地いい、痛気持ちいいと感じる強さ。痛みだけを感じる場合は強すぎです。心地よさを感じながら、リラックスして行うことが大切なので、急激に効果を出そうとしてグイグイ押しもむのは逆効果。続ければ、結果は自然とついてくると心得て。

■どれくらいの頻度で、いつ行えばいい?

短い時間でよいので、毎日続けることが大切。食後1時間を外せばいつでもよいけれど、起床時、就寝時、入浴時、入浴後など、リラックスタイムに行うとさらに効果的。回数は1日何回もんでも大丈夫。締めつけ感の少ない服装で行おう。

※『anan』2015年5月27日号より。写真・小川朋央 スタイリスト・杉原英理子 ヘア&メイク・Nagisa(W)モデル・ANA CLARA 文・古屋美枝 《anan編集部》