Doctors Me(ドクターズミー)- セックスでいつも濡れない……それって【膣乾燥症】かも!?

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膣乾燥症という言葉を聞いたことがありますか?

あまり聞き慣れないかもしれませんが、一説によると女性の4割もの方が経験するといわれている、非常に多い状態です。「不感症だから」「濡れにくい体質だから」と思っている女性も、実はこの膣乾燥症が原因の場合も。

膣乾燥症は読んで字のごとく、膣内が乾燥してしまうことをいいます。乾燥してしまうことにより膣に痛みやかゆみ、こすれたりすることによる炎症なども起こることがあります。デリケートゾーンにこういった症状が起こると、とても不快ですね。性交渉の際にも潤いがないことで痛みを伴ったり、状態によっては性交渉そのものが苦痛になってしまう方もいます。

今回は人にはちょっと聞きにくい「膣乾燥症」について、医師に解説してもらいました!

膣乾燥症の原因は女性ホルモンの不足?

膣乾燥症のはっきりした原因やメカニズムはわかっていませんが、特に閉経後、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが不足することや、添加物その他の原因によるによるアレルギー反応なども関連があるのではないかと考えられています。

また、自分自身の身体を異物と認識して起こす自己免疫性疾患の仲間であり、全身の分泌腺組織を侵して唾液や涙などが出にくくなるシェーグレン症候群の一症状としても膣乾燥症がみられることもあります。
これは、膣にもバルトリン腺と呼ばれる分泌腺があり、これが自己免疫により侵されることによると考えられます。

痛みを我慢しないで!さまざまな治療法がある!

治療法としては、原因が明らかになっていないこともあり、確立したものはまだありません。

しかし、閉経後等のエストロゲン不足によるものであればホルモンをお薬として補充することが治療になりますし、シェーグレン症候群によるものであれば、そちらの治療を行うことで改善する可能性が考えられます。

また、原因がわからない場合も、例えば性生活などの際にはゼリーやローションといった潤滑剤を使うことで苦痛を和らげるといった対処をする場合もあります。また、漢方薬などによる治療もおこなわれることがあるようです。