8バーディ・1ボギーでベストスコア64を叩き出した山下!(撮影:ALBA)

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<関西オープンゴルフ選手権競技 2日目◇22日◇名神八日市カントリー倶楽部(6,900ヤード・パー71)>
 目下賞金ランキング日本勢最上位。今日本で一番安定感のある男がまたしても、好ポジションでの決勝ラウンド進出を決めた。国内男子ツアー「関西オープン」の2日目。1アンダーからスタートした山下和宏が8バーディ・1ボギーでこの日ベストスコアとなる“64”を叩きだし、トータル8アンダーの3位タイに食い込んだ。
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 ティショットは不安定ながらパターを中心としたショートゲームでスコアを作った。「グリーン近くまでいってあとはパターで。グリーンが素直でキレイ。思ったところに打てる」とスタートの10番から3メートルを沈めてバーディ。14番はボギーとしたものの、16番では5メートル、17番では2メートルを勝負強く沈めてスコアを伸ばした。後半は2つのパー5を含む5バーディを量産。9番ではカラーから8メートルを放り込み「我慢していたら入ってくれた」と笑顔を見せた。
 山下とこの名神八日市CCとは浅からぬ縁がある。親交のあるコース関係者の紹介により、「関西オープン」が開催されるこのコースを練習場所に提供してもらったのは今年のオフ。アプローチイップスに悩まされていた山下がアプローチ練習を繰り返していたのが他ならぬ今大会の9番グリーンだ。長時間を過ごした思い出の場所。カラーからのチップインバーディも決して運だけが働いたわけではなさそうだ。
 オフの猛特訓により、アプローチの引き出しも増えた。18番ではセカンドをグリーン手前の花道に外すと、約15ヤードのアプローチは迷わずユーティリティを抜いた。短く持ってランニングアプローチ。「ウェッジを使うにもライが悪かった」と開幕戦でも見せた技は、もはや奇策でもなんでもない。
 首位と1打差の好位置にも、もう気持ちが変わることはない。誰よりもコースはわかっている。最終日最終組での優勝争いはもう9回も経験している。「ここは周りより高いところにあるので、琵琶湖からの風が抜けていく。風が吹かなければどんどんバーディを獲っていって、風が吹けば我慢していくだけ」。悲願の初優勝を狙う41歳は泰然と決勝ラウンドに目線を向けた。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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