<資料>
 3月以来になる120円を大きく上回るドル高・円安になってきた。では120円よりドル高・円安の水準は「買い」か、それとも「売り」か。

◆2013年以降のパターンの判断が鍵

 それを考えるうえでの参考に、ドル/円の見通しについて確認してみたい。

 ドル/円の90日移動平均線からの乖離利は2013年以降0-10%中心に推移してきた<資料参照>。細かくみれば、ドルは下がってもせいぜい90日線を1%下回るまで、一方でドルが上がってもさすがに90日線を10%以上も上回ると上がり過ぎだった。

※<資料>はコチラ⇒http://hbol.jp/?attachment_id=41137

 さて、足元の90日線は119.3円程度なので、2013年以降のパターンに変わりなければドルは目先下がっても118円を割れる可能性は極めて低く、上がったら130円に向かってもおかしくない局面にあるということになる。

 ただそれはあくまで、2013年以降のパターンが変わらないことが前提。2013年以降のパターンの根底には、株安など本格的なリスクオフにならないということがあった。逆にいえば、株安などリスクオフが本格化すると、2013年以降のパターンは崩れる可能性が出てくる。

 さて、そんな見通しを参考にしたうえで、改めて120円を大きく上回る水準でのドルは「買い」か「売り」か、あなたはどう判断するだろうか?(了)

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、投資情報会社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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