Doctors Me(ドクターズミー)- 妊娠中にしていいこと、いけないこと!

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その1 カフェインやアルコール、タバコは!?



・カフェイン…
カフェインは妊娠や赤ちゃんに悪いと言われていますが、一日に1〜2杯程度でしたらほとんど影響はないようです。
10杯以上飲まれる方は制限が必要でしょうが、コーヒーがお好きでしたら1〜2杯程度を楽しんでストレスを貯めないほうが、より赤ちゃんにはよいと思います。実験では一日に数十杯〜百杯分に含まれるカフェインを摂取すると影響が出てくるそうです。

・アルコール…
妊娠中のアルコール摂取は、胎児性アルコール症候群に関連があるとされております。
また、どれぐらいのアルコール量だと胎児は健康、健康ではないというはっきりとした安全量の線引きも今のところありません。
またノンアルコール飲料と書かれていても、完全に0%でないものも結構あります。そういったものは濃度がかなり低いので大量に摂取しなければ、大きな問題にはならないと思います。しかし、今後は注意された方が良いと思います。妊娠中に飲酒をしても、健康な赤ちゃんを出産されている方も多くいますが、胎児へのリスクはなるべく避けるのが一番です。

・タバコ…
喫煙はお子さんの成長に影響があるので、妊娠中は懸念されています。お子さんが喘息など 特に呼吸器系の病気になりやすくなります。
母乳にはお母さんの体調と相関しますのでニコチンなどの物質などたばこには何千種類もの発癌性などある物質があると言われています。御自分のためにも喫煙は控えていたほうがいいと思います。

また女性のほうが男性より喫煙による発癌性は高いと言われています。

その2 この時期不安なインフルエンザは!?

・インフルエンザ予防接種…
日本のインフルエンザワクチンは不活化ワクチンのため、インフルエンザウイルスそのものが母体に入るわけではないので、とくにワクチンに対してアレルギー反応や副作用などが出ていなければ、妊娠の継続および赤ちゃんの発育に問題はないかと思います。

ただ、妊娠初期は御存知のとおり母体と胎児にとってとても不安定な時期にありますので、一般的にワクチン接種は安定期にはいってからするようにしています。

・インフルエンザ感染…
インフルエンザの感染に関しては、妊婦では母体が重症化することがありますが、赤ちゃんへの催奇形性はないといわれています。

その3 日常生活で気を付けることは!?

・入浴…
妊娠中に湯船につかることに問題はありません。ただ、長湯やあまり熱いお湯はさける、入浴後に急激に体が冷えないようにお部屋の温度には気をつけることなどは必要だと思います。

また、お腹が大きくなると足元が見にくいので転ぶことには注意が必要です。まずは、ご主人がいる時間帯に入浴するのがいいのではないでしょうか。
あとは、入浴中の体の負担を減らすため浴室で使える座面の高い椅子などもあります。ただし、あまりに入浴後の体の変化が激しいときや体調不良の時は無理はなさらないでください。そんなときは産婦人科の医師や助産師さんに相談なさってみてください。

・染髪…
染髪料の、胎児への影響は、完全には検証されておりませんが、一般的には問題ないとされています。
実際にたくさんの方が妊娠中にも染髪をします。ですが染髪料によってアレルギーがおきたり、気分が悪くなったりする可能性もありますので、通常妊娠中には不要不急の染髪はお勧めしておりません。

・食事…
妊婦さんが生肉に気をつけるべきというのは、トキソプラズマを代表とする寄生虫などに感染する恐れがあるからです。トキソプラズマは牛肉だけでなく、ブタや鶏も生肉ですと感染のリスクがあります。(猫を飼っておられる場合には猫の糞から感染することもあります)
トキソプラズマ自体は妊婦さんへの影響は軽度ですが、赤ちゃんの神経系に影響を及ぼすことがあるため注意が必要です。

なので(猫などに触ったあとは必ず手洗いをすること)お肉は火を通してから食べることを心がけられたほうが安心ですね。火を通したお肉でしたら問題はありません。もちろん、生のお肉にはトキソプラズマ以外の寄生虫や食中毒菌が居る可能性があります。

その4 した方がよいことは?

・葉酸を摂る…
妊娠初期に葉酸を摂取することにより赤ちゃんの脳神経系の発達を促すということが知られており、妊娠が分かれば葉酸のサプリメントを摂取することを促しております。

特に神経系が形成される妊娠初期に服用すると効果が上がるそうですよ!非妊娠時に服用したからといって弊害があるものではありませんので、妊娠を希望された時点で服用を開始してみてはいかがでしょうか?

その5 その他



・お薬は必要最小限…
妊娠中に服用してOKが出ているものだけにしてください(サプリメントなども取り過ぎにも気を付けてください)。妊娠4〜7週臓器形成をしている時期ですので、催奇形性に関して一番気を付けるといい時期と言われています。

・腹圧のかけ過ぎにも注意…
妊娠初期は流産しやすい時でもあります。

・激しい運動も避ける…
おなかを圧迫したり、転ばないようにも気を付けてくださいね。でも、適度な運動はいいですよ。

・水分…
水分はしっかり取るとよいです。

・寒い冬の季節…
「冷え」にも注意しましょう。