Doctors Me(ドクターズミー)- 肉体的&精神的な【疲れ】からの回復方法!

写真拡大

近頃、疲れやすいなと感じることはありませんか? 誰でも年々身体が老化していくのはもちろん、勤務年数が長くなるごとに責任が増えたり、新しい人のお世話をするような用事やつきあいも増えてきて、疲れる要因はどんどん増えていくものです。では、疲れがたまってきた時、皆さんはどんな風に対処していますか?それぞれに自分なりの方法をお持ちだと思いますが、今回は「疲れ」に詳しい医師に、その原因と効果的な解消法について聞いてきました。 

■ こんな人は要注意!疲れから思わぬ病気になる場合も!

「疲れ」とは身体が休みたいというサインであり、いろいろな症状となって身体に出てきます。・ぼーっとして今している内容に集中できない・身体のだるさが強く何もやる気が起きない・朝や日中眠たくて仕方がない・仕事でパソコンの画面などをよく見る場合は、目がかすんだり見にくくなる・肩がこる・肌荒れや口内炎ができる・風邪をひきやすくまた治りにくくなる特に、こういった症状が慢性的に続いている場合は要注意。身体の抵抗力が落ちて思わぬ病気にかかったり、場合によっては気分の落ち込みが強くなってうつ状態になることもあります。せっかく仕事を頑張っていても、無理をしすぎてダウンしてしまっては元も子もありません。その時々で、少しずつ疲れを解消していくようにしましょう。 

■ 肉体的な疲れには休息と正しい栄養補給を!

疲れを大きく分けると、肉体的な疲れと精神的な疲れに分類することが出来ます。まず、肉体的な疲れは以下のような方にたまりやすいかと思います。・実際に体を多く使うお仕事の方・労働時間の長い方・小さなお子さんがいる主婦の方・食事のバランスがとりにくい一人暮らしの方特に、残業が多く、きちんとまとまった休息の時間が毎日取れないという方は多いのではないでしょうか。また、朝ご飯は食べない、昼は菓子パン一つと清涼飲料水で済ませるといった食生活の方も、疲れを自覚することはどうしても多くなりますね。なかなか難しい場合もあるかと思いますが、こういった状況を改善するためにやはりまず食生活と生活のリズムの改善が大切です。食事はバランスよく、特に疲労回復効果のあるビタミンB1を食事で意識的に摂るようにするのがよいでしょう。ビタミンB1は豚肉、玄米やウナギといった食品に特に多く含まれ、乳酸やピルビン酸といった疲労感のもとになる物質が蓄積するのを防いでくれる役割があります。 

■ 疲れをとるため上質な睡眠とは?

夜は個人差もありますが、最低5〜6時間は睡眠時間を確保しましょう。また、忙しい方には特に睡眠の質も重要になってきます。疲れが取れやすい、深い睡眠に効率よく入るためにはまず、意識的に睡眠に向いた環境を作ることが大切です。1. カフェインを控えるよくいわれることですが、カフェインを多く含む飲み物(コーヒーや緑茶など)は神経を興奮させて不眠を招く恐れがあるので、疲れがたまっていて短い時間でしっかり休息をとりたいときにはお勧めしません。特に夕方以降はノンカフェインの飲み物、出来ればホットミルクなどを飲むようにするとよいでしょう。 2. リラックスする就寝前にぬるめのお湯にゆっくりつかる習慣も、身体をリラックスさせる作用のある副交感神経を優位にしてくれるのでお勧めできます。 3. 太陽の光を浴びる一日中室内で仕事をされる方も多いと思いますが、昼休みなどに少しでも太陽を浴びるようにすることも、しっかり睡眠・覚醒のリズムをつけるために役立ちます。 4. 自分に合った寝具を使う寝室の温度や湿度の調整はもちろんのこと、寝具も少しこだわってみましょう。夏であれば通気性、冬であれば十分な保温性のある布団や、首に負担のかからない高さの枕を選択することは大切です。また、これらに加え、お好きであれば、アロマテラピーやヒーリング音楽なども寝る前の習慣として取り入れてみるとよいかもしれません。 

■ 見落とされがちな精神的な疲れも注意が必要!

一方、精神的な疲れに関しても、現代人はたまっている方が多いと思います。仕事の拘束時間が長かったり、緊張感を常時要求される仕事であったり、あるいは子育て中でれば、子供は非常にかわいい反面、精神的につかれることも多いものです。 こういった精神的な疲れに関しては、まず一番大切なことは肩の力を抜くこと。ストレスを感じる→疲労感を覚える→物事をこなす効率が下がる→そのことにストレスを感じる、という負のループから一旦、精神的に距離をおくことです。 平日お仕事をしている方は、週末はぜひ職務内容からかけ離れた過ごし方をしてみましょう。子育て中でストレスがたまっている方も、たまには信頼できるところに子供を預けて自由に過ごすことが大切です。スポーツに汗を流すのもいいですし、都会の喧騒から離れてキャンプや登山などもいいでしょう。お好きであればスケッチや楽器の演奏に没頭されるというのも〇。人とのコミュニケーションの多さが精神的疲労の原因になっているような場合には、一人で静かに過ごすことでスッと気持ちが楽になることがあります。 状況が許せば、気分転換に小旅行などもとてもよい効果がみられることもあります。精神的な疲れを効率的にリセットするためには「非日常」が一つのキーワードになってくるでしょう。意外なところでは、ひとかけのダークチョコレートが気分を改善してくれることもあることが知られています。 

■ 医師からのアドバイス

これらの方法を試して見てもどうしても疲れが取れない、という場合には、もしかしたら疲れの原因になるような病気が隠れている場合もあります。そのようなときは我慢しすぎず、内科や精神科などを受診し、専門家の手を借りてくださいね。