「赤」のイメージのファーウェイだが、この日は「honor」のブランドカラーの「青」で統一

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中国のスマートフォン(スマホ)メーカー、華為技術(ファーウェイ)は2015年5月20日、SIMフリースマホの最新機種を発表した。

国内ではこれまで実店舗でのみ端末を取り扱ってきたが、初めてオンラインでの販売に乗り出した。パートナーとして選んだのは、楽天だ。

背面に2つの800万画素カメラを搭載した「ダブルレンズ」

新機種「オナー(honor)6 Plus」は、ファーウェイが世界74か国でオンライン販売している「honor」ブランドから日本に初めて投入されるモデルだ。同ブランドは2014年、2000万台以上が出荷された。ファーウェイのhonorビジネスユニットプレジデント・趙明氏は、2015年は4000万台を目標にすると話す。

背面に2つの800万画素カメラを搭載した「ダブルレンズ」が、大きな特徴だ。写真撮影の際、まるで人間の2つの目と同じように機能するという。背景をぼけさせたり、手前の対象物をくっきり写し出したりと一眼レフカメラのような楽しみ方が可能だ。0.1秒の高速フォーカスでシャッターチャンスを逃さず、また夜景も美しく仕上がる。

画面サイズは5.5インチと大型だが、ボディー全体をコンパクトにした。端末価格は4万5800円(税別)で5月20日に予約受け付けを開始し、発売は6月中旬の予定だという。

端末の取り扱いは、楽天に開設した国内初の公式オンラインストア「Vモール」のみとなる。記者発表会にゲストとして招かれた楽天副社長の平井康文氏は、個人的に使用したところ、撮影時の仕上がりの良さや高級感のあるデザイン、スペックの高さを実感したと話し、「これまでの『格安スマホ』とは一線を画すスマホ。2015年春夏のフラッグシップモデルと位置付けています」と強調した。

ファーウェイ・ジャパンの呉波デバイス・プレジデントは、2015年の課題のひとつに販売チャネルの拡大を挙げた。新たな販売手段に楽天を通じたオンライン通販を選んだこととなる。また、中国では消費者がネットショップでスマホを購入するケースが一般化してきたが、日本ではそこまで広がっているとはいえないと指摘した。おりしも国内では、2015年5月1日、SIMロックの解除義務化がスタートした。SIMフリースマホの国内市場拡大をねらうファーウェイが、新たな販売チャネルで攻勢に出る。