うっかり浴びてしまうとシミやシワの原因となってしまう紫外線。本活的な夏になるまでは大丈夫と思っていませんか? 紫外線は5月ごろから強くなり始め、6月には夏と同じくらいの量になります。陽射しが遮られるオフィス街で仕事をしているから大丈夫と思っているあなたも、思わぬ落とし穴があるかもしれませんよ。

紫外線って何? 紫外線を浴び続けるとどうなる?

紫外線は太陽光線のひとつです。適度に太陽の光を浴びることは健康のために必要ですが、紫外線を浴びるとメラニンの生成が促進され、シミやシワの原因となってしまいます。さらに、紫外線が眼に与える影響も大きく、充血や角膜炎、白内障などの原因となってしまうのです。地球に降り注ぐ紫外線にはUV‐A波とUV‐B波の2種類があります。UV‐A波の方が圧倒的に量が多く日焼けの原因となりますが、UV‐B波の方が皮膚や眼に与えるダメージが大きいと言われています。

オフィス街は陽射しが遮られるから大丈夫、は勘違い

大きな建物に囲まれたオフィス街は、陽射しが遮られて日影ができやすい環境です。でも、直接光が当たらないからと安心してはいけません。紫外線が建物や道路にあたると反射して方向を変え、そこにいる人を直撃するのです。つまりオフィス街では、建物の壁や路上などあらゆる方向から紫外線を浴びているということ。太陽に背を向けていても、皮膚や眼は常に紫外線を浴びている可能性が高いのです。

オフィス街でなくてもうっかり日焼けはこんなにある

オフィス街以外でも、大丈夫と思っていても実は紫外線を浴びている“うっかり日焼け”はたくさんあります。例えば、暑い日に木陰で涼んでいる時。オフィス街と同じように、反射によって紫外線はしっかりと皮膚や眼に届いています。今日は曇りだから大丈夫と思っても、晴れた日の60%位の紫外線が降り注いでいます。雨の日でさえ30%程度の紫外線があるのです。また、紫外線のUV‐A波は、ガラスを通して入ってくることが分かっています。部屋の中にいるときも紫外線を浴びているということです。

これからの時期は十分な紫外線対策を考えて

大量の紫外線を浴びることの悪影響は、非常に大きいものがあります。日焼け止めクリームなどを塗るのはもちろんですが、特に都市部で生活する人は、紫外線が眼に与えるダメージも考慮して、帽子、サングラス、UVカットコンタクトレンズを使うなどの対策も検討しましょう。


writer:岩田かほり