「妊娠した」と伝えたときは、あれだけ喜んでくれていたのに……。待望の子どもが産まれてきたのに、彼からの愛情は冷めていく気がする……。育児に追われるあまり、二人の溝を埋められず、そのまま離婚に至るケースも。パパ・ママの関係を築けないまま、シングルマザーとして再出発する人も増えてきています。そこで今回は、誰でも起こりうる「産後クライシス」についてご紹介します。

産後クライシスって?

産後クライシスという言葉、元々はNHKの情報番組が作った造語でクライシスとは危機・局面・崩壊を意味しています、つまり、簡単にいえば「夫婦危機」といったところ。育児を共に行おうとしない男性の態度に女性が腹を立てたり、一方、育児で精一杯になり「男」としてみてもらえなくなった男性が不満を抱くことによって、徐々に夫婦間に亀裂が走ることです。最近になって、ようやく育児に積極的な姿勢をみせる「イクメン」とやらが流行るようになりましたが、依然として、産後クライシスを乗り越えられずにそのまま離婚してしまうケースも少なくありません。子どもをさずかったことで夫婦の関係を解消しなければいけないなんて、何だか悲しすぎますよね。夫婦危機を乗り越えていくためには、一体どのような対策が効果的なのでしょうか。

夫に頼ることを諦めない

まずは、パートナーである夫に頼ってみましょう! 育児で疲れ果ているなら、正直にその気持ちを伝えてみて。育児や家事にもっと協力的になるようにお願いしたら、その後はしばらくは様子をみます。家事を手伝ってくれるようになったら、子どもを育てるようにたくさん彼を褒めてあげましょう。決して「そんなんじゃダメ! 」と頭ごなしに叱ってはいけません。育児や家事を手伝ってくれたときには、必ずお礼を伝えましょうね。

実家を頼る

育児の協力要請をしたにも関わらず、全く変化がみられない場合は、実家の両親を頼るようにしましょう。わずかな時間でも育児から離れる時間を設けられれば、メンタルの状態は変わってきます。実家が離れていなければ、定期的にお手伝いに来てもらうのもいいですよね。産後クライシスを一人で乗り切れません。パートナーに余裕がないのなら、まずは自分の両親に悩みを打ち明けてみましょう。新米パパ・ママを襲う産後クライシス、離婚という決断をする前に寄り添う努力をしてみましょう!


writer:山口 恵理香