4月に一度、2万円台を回復した日経平均株価が、5月19日に終値で再び2万円に到達した。ここまで約1カ月がかかったが、果たしてこの先どうなるのか。また、どういった点に注目して株に望むべきなのか。

日経平均株価は割高ではないとの意見が多数だが、
平均株価という森から個別株の木に視点を移せ!

 日経平均株価が2万円を再度回復したからと言って、イケイケドンドンで株を買おうと思っている人はいないだろう。そして、その落ち着いた対応こそが大切だ。

 日経平均株価がここに来て再度2万円にタッチした理由はどこにあるのか。それは、3月期決算の上場企業の今期(16年3月期)予想が、思いのほか強気に出たことが挙げられる。当初、各企業は期中での業績下方修正を避けて、さらに業績の上方修正を目論むことから、予想以上に今期予想が低くなることにより株価が調整するとみられていたが、アナリスト達が予測していた数字よりも強い数字が出てきたわけだ。

 つまり、アナリスト達の予測の多くは決算発表を受けての失望売りでいったん株価は調整し、その後の上方修正期待から上昇に転じるというシナリオが、前倒しされた格好となったのだ。そうなると、今考えなければならないことは今後の第一四半期決算などで上方修正が行われる余地が残っているかどうかという点で、確かに予想外に高い会社予想となったが、アナリスト達の予想数字よりも低い状態だ。

 ただ、注意しなければならないのは、株価は最終的には業績に連動する傾向があるが、業績以外の動向の影響も受けるという点だ。しかも。業績予想を出すアナリストと実際に投資をする個人とは、株価の下落で受ける影響にも大きな違いがある。

 では、こうしたときには具体的にどういった対応が必要なのか。

 その1つめは今後も株価が上昇したとしても、「乗り遅れまい!」として闇雲に買いに走らないこと。株価は幾度も幾度もの調整と反発を繰り返しながら上昇していくものだ。あせらなくても必ず買いチャンスがくるはずだ。そして、日経平均株価はあくまでも日本経済新聞社が選んだ日本を代表する225銘柄の平均株価なので、225銘柄それぞれの株価の動きや日経平均株価とはまったく関係のない残り3300銘柄の株価の動きは、日経平均株価からはわからないことも多い。そう。平均株価に踊らされるのではなく、自分が目を付けている個別株の株価の動きをしっかり見ていくことがいっそう大切な局面に来ていると思ったほうがいいだろう。

相場の金と凧の糸は出し切るな、
個人投資家は下落余地に注意を払え!

 2つめは高値を目指して株価が上昇しているときこそ、下落時の対応を考えておくことだ。このまま株価が上昇していけば、誰もが大きな痛手を負うことはない。しかし、大きな調整があった場合は、その後にどういった対応が取れるかでその後の投資成績の明暗が分かれるからだ。つまり、下落した時はそれだけ株を安く買えることになるわけだから、これに備えて投資資金を残しておくことが必要なのだ。

 株には「相場の金と凧の糸は出し切るな」という格言がある。これは、投資の資金も凧揚げの凧糸も出し切ってしまうとその後の相場の下落や凧揚げでの強風などに対応ができなくなってしまうので、必ず余裕を残しておくのがいいという意味なのだが、今こそこの格言を肝に銘じておく必要がある。

 そう考えると、こうした局面ではできる限り少額で買える株を、しかも少しずつ買うのが正解と言えるのだ。

 とは言え、「では、どの株を買えばいいのか?」というのが多くの人の悩みだと思う。そこで、参考にしてもらいたいのが、5月21日発売のダイヤモンド・ザイ7月号。この中にはこうした日経平均株価が高値圏にあっても買える「下落に強く上昇余力ありの安心10万円株!」の大特集が載っている。下落に強い高配当株、株主優待株、業績絶好調株合計48銘柄についてそれぞれの銘柄が下落に強い理由もあわせて紹介している。その中にはなんと5万円以下で買える株や誰もがよく知っている人気株も多数入っている。

 さらに、日経平均株価の上昇のもう一つの要因とも言えるのが5月18日の米国株の史上最高値更新で、この米国株の動向予測と今や日本のネット証券でも簡単&低コストで買えるようになったアップル(AAPL)、P&G(PG)、ディズニー(DIS)など分析などもついている「米国株の買い方・始め方ガイド」も掲載されている。このほか、株で1億を達成したサラリーマン、主婦、退職者の意外でしかも真似することも簡単な必勝法も盛りだくさん。

 5月21日には書店にてぜひ手に取ってみて欲しい。また、アマゾンや楽天ブックスでは送料無料で現在予約受付中だ。

 ちなみに、5月20日まで発売のダイヤモンド・ザイ6月号には、株価急落を察知し逃げるテクニックが載っている。こちらもぜひ保存版として読んでみて欲しい。