学生の窓口編集部

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その食品をおいしく食べられる期限を示す「賞味期限」。食品によってはすぐに使い切れなかったり、意外と賞味期限が短かったりするものもありますよね。そして、いつの間にかその存在は忘れ去られ、冷蔵庫で化石状態に……。

今回は賞味期限を切らしてしまいがちな食べものについて、読者440名に聞きました。

Q.冷蔵庫で化石に……よく賞味期限を切らしてしまう食べものを教えてください(複数回答)
1位 ドレッシング 20.0%
2位 焼肉のタレ 18.6%
3位 チューブのわさび・しょうが 13.4%
4位 ソース類 12.9%
5位 豆腐 9.1%

■ドレッシング
・「ドレッシングは何本も無駄にしてしまった。あまり家で普段サラダを作らないので、あまってしまう」(30歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「ドレッシングはすぐ飽きてしまい、冷蔵庫の肥やしにしてしまう」(21歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「必ずきれてしまう。下手をすると、一度も封を開けずにきれている」(32歳女性/自動車関連/事務系専門職)

■焼肉のタレ
・「今まさに、冷蔵庫で賞味期限切れの状態で残っている」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「使う頻度が少ないから。そういえば前に使ったのが残っていたと思って冷蔵庫から出したら、賞味期限が一年くらい切れていた」(21歳女性/建設・土木/事務系専門職)
・「思ったほど使わないのでいつも余る。なので、大体賞味期限が切れる」(47歳男性/ソフトウェア/経営・コンサルタント系)

■チューブのわさび・しょうが
・「めったに使わないので、パサパサに乾いてしまうか、油のかたまりみたいになってしまったりする」(38歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「意外と使わないし、賞味期限が切れても気にしない」(32歳女性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「長いようで短い。ウッカリがある」(43歳男性/建設・土木/営業職)

■ソース類
・「ソースなどは大きいサイズでも値段が変わらないので、つい使い切れない分量を買ってしまう」(28歳男性/食品・飲料/営業職)
・「ちょっとずつ残ってしまう」(32歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「ウスターや中濃など、何種類か使いわけていると使い切れなくなる」(32歳男性/機械・精密機器/技術職)

■豆腐
・「冷蔵庫の奥のほうに入ってしまって、よくダメにしてしまう」(37歳女性/小売店)
・「3パック入りのものをよく買うのだが、賞味期限内に3パック使いきれない」(31歳男性/商社・卸/事務系専門職)
・「期限が意外と早い」(23歳男性/情報・IT/営業職)

■番外編:静かに姿を変えてゆく食材たち
・モヤシ「水浸しになっている」(42歳男性/医療・福祉/専門職)
・キムチ「常に1カ月以上切れているイメージ。発酵食品だから、切れていても余裕で食べるけど」(26歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・バター「変色して固まっていたので、チーズと勘違いしてしまいました」(41歳男性/電機/技術職)
●総評
もっとも賞味期限を切らしてしまいがちな食べものは「ドレッシング」という結果になりました。一回の使用量がそれほど多くないため、開封して冷蔵庫に入れたものの、気づけば賞味期限切れ……。そんなパターンが多いようです。

続く2位にランクインしたのは「焼肉のタレ」。おうち焼肉には欠かせないアイテムですが、必ずといっても良いほど残ります。炒め物の味つけに使うなど、焼肉以外にも使用すれば、賞味期限切れを防げるかも。

そして、3位は「チューブのわさび・しょうが」。頻繁に使うものではありませんが、お刺身などを食べるときに、ないと物足りないんですよね。番外編では「モヤシ」という回答も。安いので、つい買いたくなってしまいますが、意外とアシが速いので要注意です。

賞味期限はあくまでも「おいしく食べられる期限」。そのため、期限切れでも問題なく食べられる場合もあります。ただ、やはり味や香りは落ちてしまいますので、できれば賞味期限内に使い切りたいもの。「化石化が進んで処分……」なんてことになっては、もったいないですからね。

(文・OFFICE-SANGA 森川ほしの)

調査時期:2014年12月8日〜2014年12月16日
マイナビスチューデント調べ
調査数:男性145名、女性295名
調査方法:インターネットログイン式アンケート