五月病に効く!? 心とカラダの疲れを癒す3冊をブックコンシェルジュがセレクト

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ゴールデンウィークで長期間お休みしたせいか、なんだか体がだるいし、やる気も起きない…。そろそろ体と心の疲れが出てくる時期かも。そこで、表参道にある「ココロとカラダと魂の調和」をテーマにしたブックサロン「brisa libreria(ブリッサリブレリア)」のオーナー元木さんに、体と心の栄養となるような3冊の本を教えてもらった。読書で自分らしくがんばるための知恵とエネルギーを充填して。◆心に染み入る日本食で、元気を補給


いのちを見つめて生きる料理家である辰巳芳子氏が、日本の風土に即して食べることの素晴らしさ、喜びを伝える料理本。随筆家でもある彼女が記した本書は、女性としての姿勢を学べる人生の指南書にもなるはず。

「体も心も弱っているときは、日本食が食べたくなりませんか? そんな人は、辰巳さんが日本人の心に響く言葉で紹介する、シンプルな日本食を作ってみるのはいかがでしょうか。無心で作業をすることで気持ちがリセットされますし、おいしい料理をいただけば体にエネルギーが漲ってくるはず」

『慎みを食卓に〜その一例〜』辰巳芳子著/日本放送出版協会/3024円

◆美しい海の写真に心癒される


1985年に当時最年少で木村伊兵衛賞を受賞した写真家の三好和義氏。彼の集大成と評される写真集は、誰もが憧れるような海の楽園に連れて行ってくれる。

「美しい写真はぼんやり眺めているだけで癒されるもの。私自身もこの本を持っていて、気分がのらないときにパラパラめくります。なにより三好さんが切り取る世界観がすばらしい。自然の偉大さを感じられる写真を眺めているだけで、自分が抱えている悩みなんて小さいと思える。癒し力満点の写真集です」

『いつか、楽園へ。』三好和義著/パイインターナショナル/2592円

◆日常に瞑想を取り入れてストレスフリーな毎日を


ノーベル平和賞候補にもなった世界的な仏教僧であり、瞑想指導者でもあるティク・ナット・ハン。そんな彼が南フランスに創設した瞑想センター「プラムヴィレッジ」で実践している瞑想法を紹介する実践ガイドブック。ヨガレッスンにも取り入れられている瞑想なら、心のリセットに一役買ってくれそう。

「心を無にできる瞑想は、今の自分と向き合うことができるもの。そんな時間を持つことで、本来の自分を取り戻すことができるのではないでしょうか。日常生活に瞑想を取り入れることで、ストレスフリーな毎日を送れると思いますよ」

『ブッダの幸せの瞑想』ティク・ナット・ハン著、島田啓介・馬籠久美子訳/サンガ/1944円