山Pよりも二宮くんが適役?剛力は相変わらず【勝手にドラマ採点】
【勝手にドラマ採点・低評価編 第2回】

 中盤戦に突入した2015年春ドラマを、雑誌等でドラマ批評を執筆する私、スナイパー小林が評価する本企画。前回に続き、私の中で予選落ちしてしまったドラマについて好き勝手語ります。ファンのみなさま、あくまでも個人的な考えですのであしからず。  

⇒【前回】はコチラ http://joshi-spa.jp/262011

◆山Pは繊細な演技を表現できる?

アルジャーノンに花束を<40点>
(TBS、金曜22時、主演・山下智久)

 ダニエル・キイスの同名小説が原作の『アルジャーノンに花束を』。知能障害のある青年が研究材料となり、脳手術を受けることによって知能が向上していくのだが、最終的にはまた一人の障害者へ戻っていくのが小説のストーリー。

 その現代版の青年を山下智久が演じているのだが、野島伸司の脚本と完全にミスマッチ。これ、嵐の二宮和也が主演だったらもっとストーリーに引き込まれたかもしれないのになぁ。

 ついでにこの小説、私が40年の生涯でいちばん大好きで、はじめて読んで泣いた小説なので、あまり陳腐な演技で世界観をぶち壊して欲しくないのが小さな本音だ。

◆未解決事件なのに謎解きがお粗末

天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課- <30点>
(テレ朝、金曜23時、主演・剛力彩芽)

 剛力彩芽演じる純粋な刑事と、渡部篤郎演じる、人を信じることのない弁護士が未解決事件を解決していく――。

 視聴率クラッシャーの剛力さんの相手役が、あの渡部篤郎? 出演作品を厳選することで有名な彼が出演するならと意気込で見たのだが……。非道な弁護士(渡部)が立ち回っているのは確かにおもしろい……のだけど、そこまで。剛力さんは相変わらず正義を振りかざして「あなたは間違っているんです!」と1時間の中をウロチョロしているだけで、主役の意味を疑ってしまう(キャスティングにおける事務所の力って大きいのね……)。

 一話完結なので、酔っ払って帰ってきた週末に見るくらいでちょうどいいかも。

 ※「低評価編」の最後となる次回は、多部未華子主演の『ドS刑事 』と、EXILE一族だらけの『ワイルド・ヒーローズ 』を取り上げます。

【スナイパー小林 プロフィール】
1985年TBS系ドラマ「毎度おさわがせします」を皮切りに小学生からテレビおたくになり、You Tube全盛の時代になってもテレビをひたすら愛し続け、文章にする芸能ライター。ドラマもいいけどアナウンサーのディスりも、コーヒーも大好きな40歳。