U-15代表候補千葉合宿メンバー唯一の中学2年生、MF谷内田は存在感放つも「もっとやれば良かった」

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 今回のU-15日本代表候補千葉合宿で中学2年生から唯一招集されているのが、MF谷内田哲平(長岡ジュニアユースFC)だ。5月3日から5日まで開催されたU-15年代の全国大会、JFAプレミアカップでは出場チームで唯一の街クラブだった長岡ジュニアユースFCの4強進出に貢献。そのプレーを評価されて大会ベストイレブンにも選出された。昨年、U-13日本選抜にも選ばれているMFはこの日、その技巧によって1学年上の世代であるU-15代表候補でも存在感を放っていた。

 だが、本人は「雰囲気に慣れなくて自分の持ち味を出せなかった。もっとやれば良かった」と反省。ミニゲームでは食いついてくる相手を足技で軽やかに外して突破し、何度も決定的な仕事をしていた印象だが、本人は納得していなかった。注目集まるMF久保建英(バルセロナ→F東京U-15むさし)と同じ世代の注目株。「ポジショニング、パスセンスが凄い」というスペイン代表MFイニエスタに憧れる13歳は合宿2日目以降、得意のスルーパスなど持ち味をより発揮し、また森山佳郎監督が指摘したハードワーク、守備、粘り強さの部分を修正して戦い抜くつもりだ。

 合宿3日目の17日には練習試合でともに全国トップクラスの名門校、市立船橋高、流通経済大柏高と対戦する。ともにAチームとの対戦が予定されており、谷内田にとっては4歳年上の選手たちと戦うことになるが、厳しい環境の中で巧さに加えて戦えることも示してU-15代表に生き残る。

(取材・文 吉田太郎)