キスでうつることも!?女性がかかりやすい性感染症3つ【恋占ニュース】

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セックスレスも大きな問題だけど、セックスできればノープロブレムってわけではありません。
欧米では出会い系アプリ人気の裏で、性感染症になる人が増えている!なんて報告も。

これは日本にいても他人事ではない問題。妊娠や性感染症…いざそうなったとき、「あなたのせいよ!」なんて言っても、起こった事実は変えられないもの。自分の身は、自分で守るしかないのです。

≪セックスの悲劇1・喜ばれない妊娠≫



妊娠は本来、とてもおめでたいこと。でも実際には、自分の妊娠を知って困ったり、悩んでしまったりする女性も多いようです。

厚生労働省の調査によると、平成24年の日本国内における人工妊娠中絶の件数は196,639件。
1日に538人、1時間に22人、およそ3分にひとりという頻度で、自分の体を傷つけながら宿った命をなきものにしていることがわかっています。

もちろん中には、さまざまな事情で望まれた赤ちゃんを諦めなければならなかった人たちもいるでしょう。しかし多くは、望まない妊娠による中絶…。
妊娠や中絶は、決して他人事ではないのです。

また、中絶をすれば、体が元に戻るのかというと、100%そうとは言い切れません。中絶は不妊症や子宮外妊娠、月経不順や無月経、男性不信など、心身に影響を与える可能性があります。

※なんらかの理由で「今のセックスで妊娠したかも…」と不安になったら、すぐに婦人科へ。「緊急避妊ピル(アフターピル)」を処方してもらえます。

≪セックスの悲劇2・知らぬ間に病気に≫



望まない妊娠は本当に悲しいもの。でも、いつものように生理がくるからといって、自分の体やセックスが安全だと考えるのは早計です。

平成25年の厚生労働省への性感染症報告数(定点医療機関数は974)では、「淋菌感染症、性器クラジミア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、梅毒」の合計が50,843件。30分に1件は、性感染症の報告がされています。
東京では1,000人に3人がHIV抗体陽性というデータも。

しかも、粘膜におおわれていて、傷つきやすく洗いにくい性器を持つ女性は、男性に比べて性感染症にかかりやすいのです。また、オーラルセックスやキスでも感染する場合があります。

ここで、女性が特にかかりやすい性感染症を3つ、ご紹介します。自覚症状、ありませんか?

〜性器クラジミア感染症


数ある性感染症の中で、もっともかかりやすいもの。
男性の場合は睾丸の腫れや発熱。女性は、おりものの急激な増加や下腹部の痛み、不正出血という自覚症状があります。
→抗生物質で治療します。

〜淋菌感染症


クラジミアよりも、はるかにはっきりとおりものに変化が出るそうです。黄緑色のおりものが出たり、ひどい悪臭のあるおりものになったりします。
→抗生物質での治療になります。

〜性器ヘルペス〜


人によっては、痛みのあまり排尿ができなかったり歩くのが困難になったりするほど。
→薬を飲みながら安静にして治療。ひどいと入院になります。

≪大切な自分の心と体、どう守る?≫



さて、望まない妊娠や性感染症などから自分の身を守るためには、どうすればいいのでしょうか?

◆話し合いと避妊具の正しい使用


まずはセックスのパートナーを決めておくことが鉄則。そして、妊娠についても性感染症についても、相手とオープンに話し合うことが大切です。

また、性感染症の多くは粘膜から感染します。望まない妊娠と性感染症の予防のために、正しくコンドームを使うことはとっても重要!
古いコンドームを使ったり、裏表を間違えたりしたら危険!財布の中に入れておくなんて、コンドームを破れやすくしているようなものです!

◆かかりつけの婦人科をもつ


いつも行く歯医者さんがあるという人は少なくないでしょう。それと同じ感覚で、女性は婦人科のかかりつけ医を持つことをおすすめします。

妊娠についても、性感染症についても、それから普段の生理についても。「先生、どうしよう」とすぐに相談できる婦人科医がいてくれると、心強いもの。

婦人科系の話は、たとえ医師という専門家を前にしても、しづらいはず。だからこそ自分の人間性を理解してくれ、自分からも心を開いている婦人科医を探しておくのは重要なことです。

「自分の体を大切にするのは、周りにいる大事な人をも大切にすることなんだよ」
筆者は、ある人からそう教えてもらいました。
みなさんも避妊や性感染症だけでなく、自分の全身全霊を大切にしてくださいね。

(文=はづき)

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