By Martin Hajek

Apple Watchには128万円〜218万円の超高価格帯モデル「Apple Watch Edtion」がありますが、次期新型iPhoneの「iPhone 6s」になると見られるモデルのカラーに、Apple Watch Edtionのケースのカラーと同じ名前を持つ「ローズゴールド」が追加されるという内部関係者の情報がリークされています。

Apple's next-gen 'iPhone 6s' to come in rose gold model, feature 2GB RAM, 12MP camera

http://appleinsider.com/articles/15/05/12/apples-next-gen-iphone-6s-to-come-in-luxury-rose-gold-model-feature-2gb-ram-12mp-camera



Appleは半年ごとのサイクルで次世代モデルのiPhoneを発売しており、iPhone 6、iPhone 6 Plusに次に登場するモデルは「iPhone 6s」になると見られています。AppleInsiderはAppleの内部に強いコネクションを持つKGI証券の研究員Ming-Chi Kuo氏がまとめた最新のレポートの入手に成功しており、レポートにはiPhone 6sの新色として高級モデルのApple Watch Edtionと同じ「ローズゴールド」が追加される旨が記されているとのこと。Apple Watch Edtionのローズゴールドは18金使用のため価格が通常モデルよりもはるかに高くなっており、iPhoneにも18金使用のローズゴールドが追加されれば、超高価格なiPhoneが登場する可能性があるというということです。

ただし、Kuo氏はiPhone 6sのローズゴールドモデルの価格や、18金が使われるかどうかについて言及しておらず、ローズゴールドの超高価格帯iPhoneが登場するのではなく、iPhone 5sから追加されている「ゴールド」のように単なるカラーバリエーションの1つになる可能性も示しています。また、iPhone 6 Plusが曲がってしまった事例が多数報告されていましたが、iPhone 6の次世代モデルでは外装素材の変更やサファイアクリスタルディスプレイの採用が検討されているそうです。ゴールドローズモデルに18金が使われなくても、強度の高い素材に変更されるのはうれしいところ。



By Martin Hajek

Kuo氏は「iPhone 6s」のさらなる予想として、カメラがiPhone 6の800万画素から1200万画素にアップグレードされる点や、内蔵メモリ(RAM)がiPhone初の2GBになる点、端末上で通信キャリアを切り替えられる「Apple SIM」の対応や、音質向上のためスピーカー付近にマイクが取り付けられることを挙げています。さらにKuo氏は自らの調査の情報から、新型MacBookやApple Watchなどに搭載されている「感圧タッチ(Force Touch)」がiPhoneにも組み込まれると断言。なお、同氏によると2015年にiPhoneのコンパクトな「4インチモデル」が登場することはない、と予想しています。