BBQやアウトドアで使える!スゴ技を修得できる3冊をブックコンシェルジュがセレクト

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4月に東京23区初となるコンセプトストア「ジャックウルフスキン」が原宿のキャットストリートにオープンしたり、手ぶらBBQやグランピングの施設も増えたりしているみたい。新緑が気持ちいいこれからの季節、BBQを楽しむ予定を立てている人もいるのでは?

そこで、 食べることを愛する人が集う赤坂見附の書店「COOK COOP BOOK(クックコープブック)」の鈴木さんに、BBQに役立ちそうな3冊を教えてもらった。達人たちの知恵を借りれば、BBQをもっと楽しめるはず!◆素人にできる最上の肉の焼き方を学ぶ


料理ユニット「給食系男子」の一員で、フードアクティビスとして活躍する松浦達也が、素人が肉をおいしく食べるための方法を科学的に検証。肉にまつわる論文をひも解いたり、家庭の肉料理に必要な工程を見直したり…その研究をベースに提案されたレシピも収録。

「日本BBQ協会公認の上級BBQインストラクターでもある松浦さんは、無類の肉好きであるそう。そんな彼が家庭のキッチンでおいしく肉をいただく手法を、科学的な証拠をもとに説明する本です。リーズナブルな肉でも松浦さんの方法をマスターできれば、最高においしく味わえるはず」

『家で「肉食」を極める!肉バカ秘蔵レシピ 大人の肉ドリル』/松浦達也著/マガジンハウス/1404円

◆おしゃれでかわいい! 外遊びのプロの技を盗む


木工アーティスト、編集者、写真家、玄米菜食とアウトドア料理を得意とする料理研究家という各分野のスペシャリスト4名が集まったユニット、”noyama”。 自然とアウトドアが好きな彼女たちが、気軽に楽しめる外ごはんと外遊びを紹介。

「この本で紹介されているレシピや遊び方は、アウトドア好きの4人がいつも実践しているものばかり。しかもとってもおしゃれ。季節ごとに併せて紹介するレシピはどれもおいしそうで、BBQのメニューとしても使えそう。『気軽なアウトドアを始めたい』とか『週末の過ごした方を変えたい』と思っている人におすすめの1冊です」

『外あそび&外ごはんをはじめよう』noyama著/文藝春秋/1512円

◆野草を摘んで、アウトドアならではの料理を楽しむ


オオバコやヨメナなど、都会でも簡単に見つけられる身近な野草を使ったレシピ105品紹介する。料理研究家の岡田恭子が監修。巻末には毒草ガイドもあり、野草図鑑としても使える実用的な1冊。

「季節ごとに食べられる野草を紹介している図鑑的なレシピ本。私も野草に興味があるのですが、注意深く見ていると野草はあちこちで見つけられることができるもの。戸外で食べられる野草を摘んで、料理に加えるのも楽しいのでは?」。

『食べる野草図鑑』岡田恭子監修/日東書院本社/1404円