かすれ声の宇佐美「刺激はすごくもらった」

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 最後は選手、スタッフ全員がピッチ中央に集まり、手を合わせての声掛けで日本代表候補合宿を打ち上げた。国内組28選手による1泊2日という異例のミニキャンプだったが、FW宇佐美貴史(G大阪)は「刺激はすごくもらった」と、充実の表情で振り返った。

 扁桃腺を痛めて声はかすれていたが、目は生き生きとしていた。3回のトレーニングと宿舎での座学。バヒド・ハリルホジッチ監督の初陣となった3月の合宿時と比べ、「だいたいは変わってなかった。より意識を強めるというか、初めての人もいるから」と再確認の意味も強かったようだ。

「裏への意識とか、献身的にやるという部分は、連戦でできてないところもあった。ここで(リーグ戦が)1週間空いて、コンディションもより良くなると思う」

 Jリーグでは6試合連続ゴールを記録するなどゴールを量産してきたが、ゴールデンウイークの連戦で疲労が蓄積していたのも事実。今月2日の浦和戦で連続ゴールが止まると、10日の広島戦も無得点に終わっていた。

 過密日程の間を縫っての代表候補合宿。体への負担は当然あるが、それ以上に気力の面で大きな刺激を受けた様子で、「また新たな気持ちでやっていきたい」と、リフレッシュして所属クラブに戻って行った。

(取材・文 西山紘平)