蚊に刺されやすいのは、DNAのせいだった!?新発見から期待される“刺されない薬”

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夏になるといつも気になるのは「蚊」!毎年なんとかして刺されないようにできないものかと頭を悩ませるものですが、最近行われた調査では、生まれつき蚊に好かれてしまうDNAがあるのだとか…。

Reference:The LSHTM

科学誌「PLoS ONE」に掲載されたロンドン大学衛生熱帯医学大学院による実験では、37組の双子を対象に調査が行われました。同じ遺伝子を持つ者同士で、蚊に刺されやすい体質が共通しているかどうかをY字に別れた試験管を使って調べました。

すると一卵性双生児に寄ってくる蚊の数が共通していることがわかり、結果的に標的の人間を選ぶ理由のおよそ60%〜80%ほどがDNAに関係しているものであるとの結論に至ったようです。

さらに、その反対に生まれつき蚊の嫌う匂いを出す人も存在するよう。そのため、この2つの要素を分析することで、蚊を寄せ付けないようにするための飲み薬を開発することも可能なのだとか!

感染症の予防にも!?

Photo by Alex Guerrero

もし蚊を寄せ付けないようにする薬ができれば、活躍の場はアウトドアばかりではありません。熱帯地域では、マラリアやデング熱の予防にもなるため大きな期待が寄せられているようです。

将来的には、蚊よけスプレーや蚊取り線香の代わりに飲み薬で対処するなんて日もやってくるのかもしれませんね。

Reference:PLoS ONE , The LSHTM