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『トイ・ストーリー』『ファインディング・ニモ』『モンスターズ・インク』などの傑作長編アニメーションを世に放ってきた、ピクサー・アニメーション・スタジオ。

【画像】7月18日(土)ロードショー! 今度のディズニー/ピクサーの主人公は、頭の中の“感情たち”

最新『インサイド・ヘッド』制作の舞台裏が、社長エド・キャットムルの著書『ピクサー流 創造するちから』にて明かされています。

■公開目前!『インサイド・ヘッド』にまつわるトリビア5つ

ピクサーの長編アニメーション20周年記念作品となる『インサイド・ヘッド』(原題:Inside Out)。

11歳の少女ライリーが持つ、5つの感情たちが繰り広げる物語となっています。

日本では7月18日に公開されるのですが、それより一足先に、本編を見る前に知っておきたい5つのトリビアをご紹介します。

■1. ディズニー史上初。キャラの名前が言語によって違う

『インサイド・ヘッド』には人間の5つの感情がキャラクターとして登場します。実はこの5つの感情たちの名前は、言語によって違うのです。

英語版は、

JOY(喜び)
SADNESS(悲しみ)
ANGER(怒り)
DISGUST(嫌悪)
FEAR(恐れ)

なのですが、日本語版では、

「ヨロコビ」
「カナシミ」
「イカリ」
「ムカムカ」
「ビビリ」

となっています。

これはピート・ドクター監督の意向で決められたもので、それぞれの言語の感情を表す言葉で、キャラクターたちの名前を決めてほしいという思いが込められています。

『インサイド・ヘッド』は、日本語を含めて全42の言語で公開されます。そのため、それぞれの言語で感情たちの名前が違うのです。

これはディズニーの長い歴史の中で、初めての試みです。

■2. 人気のスポーツはホッケー? サッカー?

『インサイド・ヘッド』はすでに予告編が公開されています。その予告編の中で、主人公のライリーのお父さんの頭の中が映し出されるシーンがあります。

「お父さんが別のことを考えていて、お母さんに話しかけられたのを聞いていなかった」というシーンなのですが、そのときにスポーツのシーンが一瞬だけ映ります。

実は、日本版の映像ではサッカーなのですが、アメリカ版ではホッケーになっているのです。同じ英語圏の国でも、イギリス版はサッカーになっています。

まだ作品はアメリカでも公開されていませんので、制作途中で変わる可能性もありますが、お国柄を感じさせるシーンですね。

■3. 食事のシーンの箱は名脇役?

予告編ではライリーとお父さん、お母さんが中華の持ち帰り料理を3人で食べているシーンが映されます。

ライリーが箱の中に入った料理を食べているのですが、そのシーンで映る箱をよく見てみてください。すぐに気がついた方は、相当なピクサーファンだと思います。

実はこの箱と同じデザインの箱は、過去のピクサー作品にも登場しているのです。

最初に登場したのは『バグズ・ライフ』で、その後『トイ・ストーリー2』『レミーのおいしいレストラン』でも一瞬ですが写っています。

ピクサー作品を見返ししてもいいかもしれませんね。

■4. 作品のきっかけは「お父さんから見た娘」

ピート・ドクター監督には、男の子と女の子の2人の子どもがいます。

実は『インサイド・ヘッド』のストーリーは、監督が娘さんの成長や、環境の変化にともなう感情の変化を見ていて「彼女の頭の中はどうなっているのだろう?」と想像したことがきっかけになっているのです。

特にお父さんにとって、性別が違う娘の頭の中は理解できないことだらけだと思います。そういった目線で作品を見ると、また違った面白さがあると思います。

■5. 制作の舞台裏が明かされている書籍
『ピクサー流 創造するちから』

ディズニー・アニメーションとピクサー・アニメーションの社長を務めるエド・キャットムル氏は、自身の著書『ピクサー流 創造するちから』の中で、ピクサーのストーリー作りの裏側を明かしています。

この中で『インサイド・ヘッド』の制作にあたって、ピクサー社内で行われた「ブレイントラスト会議」の様子が紹介されています。

社内の様々なスタッフが集まって、ストーリーや細かな設定について、率直な意見を交わすという取り組みです。

実は映画『アナと雪の女王』も、このブレイントラスト会議をもとにストーリーが組まれていきました。もともとブレイントラスト会議はピクサーでやっていたものを、ディズニーに持ち込んだという経緯があります。

『ピクサー流 創造するちから』の中では、『インサイド・ヘッド』について「変わっていくことの必然」「大人になることの必然」を扱った物語であることが触れられています。

私たち人間が持つ「感情」今回の作品ではそんな感情たちがキャラクターとなって活躍します。今から7月の公開が楽しみですね。

■『インサイド・ヘッド』
2015年7月18日(土) ロードショー