パーキングメーターから脚が!学生の奇抜なアイディアが伝える社会の闇とは。

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こちらは、カリフォルニア州サンフランシスコの市内。ある日、突如出現したのは、スレンダーな脚が2本伸びたなんとも怪しげなパーキングメーター。これは一体ナンダ!?

parking-leg-1Reference : Eugene Gao

無関心な問題に目を引かせる
学生たちの奇抜なアイディア

本来は女の子のおもちゃである“バービー人形の脚”。これは決していたずらではなく、人身売買撲滅を呼びかける、れっきとしたキャンペーン活動なんです。
現在、サンフランシスコでは売春目的の人身売買が多発、問題視されています。

少しでも多くの人々にこの事実を受けとめてもらうことが、問題解決につながるはず。打開案として、グラフィックデザインの専門学校「Miami Ad School」と、人身売買撲滅団体「SFCAHT」が協力し、学生たちのアイディアでこの奇抜なキャンペーンが実施されました。

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まずは、人身売買に関する注意喚起を促すシールを貼って、

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パーキングメーターのコイン投入口にバービー人形の脚をつけていきます。

スクリーンショット 2015-05-11 23.13.38Reference : Eugene Gao

歩行者の目を引く脚の下、赤いステッカーにはこんな文字が並びます。

.▲瓮螢では、10万人もの子どもの人身売買が行われている。
∋劼匹發燭舛諒振冉齢は、12〜14歳。
ブローカーが1人の売買で得る収入はおよそ15万8000ドル(約190万円)。
せ劼匹發燭舛99%は救出されていない。

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年齢や性別に関わらず、何だろうと興味を惹かれて見てみると…、そこに記載された人身売買の実態を知ることになるのです。

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多くの通行人が興味を示し、みな立ち止まってスマホで撮影していきます。

スクリーンショット 2015-05-11 23.40.13Reference : Eugene Gao

人々の足を止め、目を留める工夫が完全にハマりました。

parking-leg-7Reference : Eugene Gao

見過ごされてしまいそうな問題に対して、どう人々の注意を引きつけるかがカギだったこのキャンペーン。さすがはデザインを学ぶ学生。道行く人の足を止めたばかりか、SNSやオンラインメディアを通じ、全米のみならず、世界中へと瞬く間に拡散させることに成功しました。

Reference : Eugene Gao

Licensed material used with permission by Eugene Gao