ハリル監督が名前を挙げた杉本「素直にうれしかった」

写真拡大

 指揮官の期待に応えないわけにはいかない。日本代表候補初選出となったFW杉本健勇(川崎F)は合宿初日の練習を終え、あらためて決意を強めた。

「レベルが高い選手と一緒にできて刺激になるし、その中で生き残るために自分というものを出していかないといけないと思う」

 合宿前日に報道陣の取材に対応したバヒド・ハリルホジッチ監督は自ら杉本の名を挙げ、「残念ながらJリーグではなかなかプレー経験がないが、杉本はクオリティーが高いと思っている。彼とも話をして、少し勇気を持ってもらって、向上させようかなと思っている」と、大きな期待を寄せた。

 杉本は「僕もそれは見たし、素直にうれしかった」と、報道を通じて聞いた指揮官のメッセージに感謝する一方、「自分にはまだまだ課題があるし、チームでもレギュラーに定着していない。こういうところに呼んでもらってチャンスだと思うし、少しでもアピールして生き残っていけるようにしたい」と、代表候補に呼ばれたことに満足するのではなく、代表定着とさらなるレベルアップを誓った。

 同じ92年生まれのFW宇佐美貴史、MF柴崎岳らとともに09年のU-17W杯に出場し、1ゴールを決めたプラチナ世代。ハリルホジッチ監督とは「直接はそんなに話していない」と言いながらも練習中には早くも「もっと動き回れ」とゲキを飛ばされたそうで、「動き続けるのは自分の課題。しっかりやっていきたい」と気を引き締めていた。

(取材・文 西山紘平)