ハリルホジッチ監督が明かした哲学「ディティールの追究がハイレベルへの準備」

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日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が11日、報道陣の取材に応じた。この際、記者からの最後の質問にハリルホジッチ氏は約7分間を使って熱弁を振るった。

記者からの最後の質問は「GKは進歩できるという話だったが、それはGKに問題があると言うことの裏返しではないのか?」というものだった。

監督は「問題かどうかはわかりません」とした上で、「GKにしろフィールドプレーヤーにしろ、いろいろなことを向上させないといけない」とした。

ここまでならおざなりの発言といえるが、話はまだ続く。

監督はGKからフィールドプレーヤーに対しての積極的なコミュニケーションを求めているという。監督はこの前日に視察したFC東京対鹿島アントラーズ戦を例に取り「どちらのチームも失点しそうなときにコミュニケーションが足りなかった」と指摘した。

さらにここから監督の話は、日本代表の現在のレベルにまで及ぶ。監督は「(世界のトップと比べると)多くのディテールが違います」と指摘し、「ハイレベルの戦いは、ディテールが違います」「本当に細かいこと(を追究すること)。それがハイレベルへの準備なのです」と自身のサッカー哲学を明かした。

今回の合宿では選手個別にいろいろな話を伝える予定だという。中でもDF槙野智章(浦和レッズ)については「20日前から用意している」言葉があるそうだ。

コミュニケーションにこだわり、ディテールを追究する。回答の言葉の多さと、そこに出てくる内容の細かさが、まさに監督の考える「ハイレベル」を象徴していた。

【日本蹴球合同会社/森雅史】