まだ続く訪日外国人消費の勝ち株は 意外な分野の隠れた出遅れ株にあった!

写真拡大

訪日外国人旅行者数の増加が凄まじい。2015年2月の訪日外国客数は、前年同月比の57%増となる138万7000人に達し、過去最高に。ビザの緩和や免税制度の拡充、円安などで外国人旅行者が増え続けている。こうした訪日外国人による消費(インバウンド)は関連銘柄の株価を押し上げている。今後も上昇が見込める隠れた出遅れ株とは…。

ラオックスやビックカメラでは遅い!
上昇余地のある出遅れラーメン株とは?

 2014年初から訪日外国人消費関連株には注目が集まり、中国人の爆買いで業績好調のビックカメラ(3048)は最大2.5倍、ラオックス(8202)は最大7倍など、株価は軒並み急騰。今年に入っても関連株は業績好調が続いている。ただ、急騰した株の中には、一服感が出ているものも出始めている。そこでオススメなのが、2015年に入り関連株としてようやく注目を集め始めた株だ。

 リクルートワークスの調査によると、訪日外国人旅行者が日本食で最も満足度が高かったのは、意外にもラーメンだ。過去40年に渡って様々な企業を取材してきたIMSアセットマネジメントの清水秀和さんは次のように話す。

「国内ラーメン店の活況はもちろん、その味を覚えた外国人客が海外に出店した店舗にも向かう可能性があり、その両方の恩恵を受けるラーメンスープなどの調味料を展開するアリアケジャパン(2815)は買いです」

 2015年に入り株価は急上昇しているが「海外での拡大が見込まれるなど、まだまだ上昇余地は大きい」と清水さんは見ている。

 国別の訪日外国人旅行者の内訳を見ると、多い順に中国、韓国、台湾と、アジアからの旅行者が多い。そこで注目なのが飲食店検索サイトのぐるなび(2440)だ。アジア各国の事情に詳しいグローバルリンクアドバイザーズの戸松信博さんは次のように説明する。

「英語や中国語、韓国語、インドネシア語など7カ国語に対応。アンケートで約7割の訪日外国人が日本食に期待すると回答しており、隠れた訪日外国人消費関連株として期待できます」

訪日外国人の富裕層狙いでの勝ち組や
人気スポットの隠れた繁盛施設株も!

 また、アジアからの富裕層の旅行者が増え、高額商品やヘルスケア関連にも期待ができる。大手百貨店の高島屋(8233)は中国からの人間ドック受診者を受けている亀田総合病院と提携し、富裕層の取り込みを進めている。

 さらに、旅行者数の増加で、ホテルの稼働率も非常に高い。日本ビューホテル(6097)は、人気スポットの浅草にあるホテルの外国人客が5倍増になるなど業績が好調。このように、今こそ訪日外国人消費の恩恵を受ける隠れた出遅れ株を買うチャンスなのだ。

 現在発売中のダイヤモンド・ザイ6月号には、日本株が高値を更新する中で下落に強い株を買いたい人にオススメの「失敗しない!儲かる株の選び方」が載っている。下落に強い激安高配当株の選び方や決定時の上昇がウソのような下値放置の東京五輪株、北陸新幹線関連の逆転の発想で選んだ株など、今ならではの株の選び方とオススメ株が満載だ。また、「桐谷さんとザイが選んだ5〜10月に権利確定の株主優待ランキング」も。最安2万円で買える株もあれば、配当&優待利回りが13%超の株もある。さらに下落することが多い5月を前に「過去の暴落のサインに学ぶ!日本株の急落を見抜き逃れるテクニック」も必読だ。