バーディフィニッシュで流れを作り最終日へ、明日も18番でのガッツポーズに期待したい(撮影:岩本芳弘)

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<ザ・プレーヤーズ選手権 3日目◇9日◇TPCソーグラス(7,215ヤード・パー72)>
 米ツアー初優勝につながる1日となった。フロリダ州にあるTPCソーグラスで開催されている「ザ・プレーヤーズ選手権」の3日目。13位タイからスタートした石川遼が、最終ホールでバーディを奪うなどスコアを3つ伸ばし11位タイに順位を上げた。

 「ギャラリーが多くて緊張した」とティオフした石川だったが、2番でバーディを奪うと、ここまで2日間バーディと相性の良い4番から連続バーディ。さらには折り返しての10番、「自分で良い感じで打ててはなかった」という約6.5メートルのパットがカップに収まり、ついに首位タイに浮上する。
 しかし、14番でこの日最初のボギーを叩くと、16番ではセカンドショットを左のバンカーに入れてボギー。多くの選手が伸ばすパー5でスコアを落とし、徐々に暗雲が立ち込めてくる。
 だが、その悪い流れは自らの力で断ち切った。18番、セカンドショットをピンの右4メートルに絡めると、「今日唯一内容と結果が一致した良いパットだった」とねじ込みバーディフィニッシュ。明日につながるバーディで首位と3打差まで詰め寄った。
 「今週はここまで54回くらい、ラッキーがあります(笑)」と石川。ゴルフとしては決して満足のいくものではなかった。パターは芯に当たらずショートパットを2回決められず、ショットも納得できていない。「練習量、積み重ねてきているもので何とかやりくりしている感じ」と綱渡り状態だ。
 それでも優勝を狙える位置で迎える最終日。流れも悪くない。「明日につながる上がり方ができた。優勝を狙える位置で残り3ホール迎えたいし、そこまで頑張るのみです。なんとか食らいつきたい」。ラウンド後のインタビューでは、“必死”という2文字を何度も口にした石川。米国ツアー初優勝は気持ちで掴み取ってみせる。
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