JR東日本などを買う単純な発想から脱却せよ! 逆転の発想で見つけた北陸新幹線関連の儲かる株とは?

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今年3月に北陸新幹線が開通したことで、金沢や富山が観光地として注目されている。石川県内の宿泊施設は、15年3月について前年同時期を比べると1.5倍以上の宿泊客となるなど、地元経済への影響が出始めている。では、北陸のこの盛り上がりを享受する株とはいったい…、なんて考えていてはいけない。北陸新幹線関連では逆転の発想こそが重要なのだ。

北陸への観光客の増加より東京への
ヒト・カネ・モノの集中に目を向けよ!

 多くの人の注目とは裏腹に、北陸新幹線の開通で長期で儲かるのは、むしろ都心部となる可能性が高い。大都市と地方都市を結ぶ交通網が整備されると、地方のヒト・モノ・カネが大都市の経済圏に吸い取られやすくなる。こういった点から見ても、北陸新幹線をテーマに株を買うなら、東京へ人が流入することで儲かる株を買うべきなのだ。

 まず注目したいのは、イベント関連で儲かる企業だ。北陸−東京間が日帰りで行き来しやすくなったことで、北陸からライブ鑑賞やスポーツ観戦をする人が増える。

 また、中央調査社の調査によると、応援する野球チームを巨人と回答した人が北陸・甲信越では39%超と巨人ファンの比率は全国ナンバーワンだった。こういった点から、東京ドーム(9681)に注目するのが、株式ストラテジストの岡村友哉さんだ。

「ライブ人気が高まっていることに加えて、北陸新幹線の開通で、東京ドーム周辺が賑わう可能性が高い」

 国立競技場の解体が始まったことで、ライブ会場としての需要がさらに高まる可能性が高く、野球人気の復活も追い風だ。

 次に注目したいのが、北陸から東京へのパックツアーに力を入れる近畿日本ツーリストなどを持つKNT-CTHD(9726)だ。東京近郊の、ディズニーランドなどのエンターテイメント施設をはじめ、原宿や渋谷などショッピングスポットも豊富で、パックツアー客の増加が見込める。

 旅行者の増加は外食産業にも、もちろんプラスだ。そこで注目なのが、ダイヤモンドダイニング(3073)だ。不思議の国のアリスをモチーフにした店舗など、特徴のある飲食店の出店で、成長が加速している。

「他にはないオリジナルな店舗展開が、東京旅行で訪れた国内観光客を惹きつける可能性は十分にある」(戸松さん)

 今回は、北陸新幹線をテーマに銘柄を選んだが、こうした逆転の発想は銘柄選びには不可欠。他のテーマにおいても、逆転の発想を忘れないでほしい。

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