アプローチがわずかに外れてこの表情 好ラウンドで上位に浮上した石川遼(撮影:岩本芳弘)

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<ザ・プレーヤーズ選手権 2日目◇8日◇TPCソーグラス(7,215ヤード・パー72)>
 フロリダ州にあるTPCソーグラスで開催されている「ザ・プレーヤーズ選手権」。初めての出場となった“第5のメジャー”で石川遼が上位争いの中週末のプレーを迎える。初日を1アンダー40位タイで終えた石川はこの日6バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの“69”でスコアを3つ伸ばし、トータル4アンダーに浮上。首位とは4打差の13位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

 前日に続く6バーディ。2日で12個は全選手中トップタイに並ぶハイペースでのバーディ量産だ。この日は1番で幸先よくバーディを奪うと、4番、6番と着実にスコアアップ。7番ではティショットを左サイドの池に落としてダブルボギーとしたものの、9番、10番の連続バーディで取り返すとその後はスコアを落とすことなくホールアウトした。
 だがスコアとは裏腹に石川の中での手ごたえは希薄だ。「ショットの感触は良くない。その中でやれていることはやれていて、悪い時にあんまり大きなミスになっていない。かといってすごく良いスイングができたショットはほとんどなかった」。7番の池ポチャに象徴されるように左のミスが頻発。その中でアイアンで低く抑えたボールを駆使しながら距離感と横のブレを合わせて探り探りでコースを攻略した。
 パッティングに関してもまだまだ試行錯誤の段階。14番からは短いパッティングに限ってクロスハンドグリップでのストロークに変更した。「悪い時は右手が上にかぶさってくる。クロスハンドでもつと右肘の角度が保たれて良いストロークができる」。順手にした時に気持ち良くストロークできるように矯正の意味も込めてラウンド中での修正に踏み切った。
 グリーンが硬く締まった影響かトップとの差は4ストローク。明日次第では優勝争いも狙える位置だ。それにはやはりショットの復調は不可欠。「抑えて打っていると、低い球で止まるホールと止まらないホールが出てくる。振り切って高い球で上から落として高い精度で打てるようになれば、ドライバーも自信を持って打てるようになると思う」とあくまでフルショットでのコントロールが必要となりそうだ。
 「とりあえず明日ですべてが決まるわけではないので、明日まではそこまで何も考えない。最終日の残り3、4ホールくらいで自分の位置を考えて、優勝に届かないなら届かないなりにベストを尽くしたいし、優勝を狙えるなら狙いたい」。FedExカップポイントランキングも気になる位置。このチャンスを、活かしたい。
【2日目の順位】
1位:ケビン・ナ(-8)
2位:ジェリー・ケリー(-7)
3位T:ブレンダン・グレース(-6)
3位T:デビッド・ハーン(-6)
3位T:クリス・カーク(-6)
3位T:リッキー・ファウラー(-6)
13位T:石川遼(-4)
13位T:ローリー・マキロイ(-4)他
27位T:松山英樹(-3)他
61位T:タイガー・ウッズ(E)他
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