熱い言葉が満載のカレンダー『[日めくり]まいにち、修造!』が85万部の大ヒット。「ファブリーズ」をはじめ、11社のCMに出演し、男性では櫻井翔と並び第1位。新入社員の理想の上司でも1位に選ばれた。“できる できる 君ならできる”というウザい(?)歌(作詞は本人)がネットで1千万回再生。

 松岡修造(47)がウケている。もちろん、人気の秘密はいつも熱く本気の“全力中年”ぶりだ。

 だが、現役時代の修造はスマートなイメージだった。世間がその熱さに気づいたのは’96年のフェド杯。伊達公子がグラフに勝った試合で、客席で修造が日の丸を振って大声で応援。その後『くいしん坊! 万才』や五輪中継キャスターで熱いイメージが浸透。昨年、教え子・錦織圭の大活躍でテレビ出演が増え、ブレイクした。

 そこで、自身の3つ名言から“修造”を徹底解明!

名言1『心の中に、ツッコミ修造』
 修造は解説の際、自分の表現に心中冷静にツッコミを入れ修正しているという。

「彼と仕事をするテレビのスタッフは、楽屋に挨拶に行き、あまりに真面目な姿に驚くそうだ。『報道ステーション』の月曜日に落ち着いて理路整然と話す彼が、本来の姿。本人に『自分は、本当は熱い人間ではないんです』と言われたこともある。彼の熱いキャラは、テニス界を盛り上げるため作っているキャラです」(テニス関係者)

名言2『(夫人に)とにかく、俺を信じろ』
 これは結婚を控え、怪文書に悩む、当時テレビ東京のアナウンサーだった惠美子夫人(49)にかけたとされる言葉。

「婚約発表直後、実名を挙げて夫人の男遍歴を誹謗する怪文書がバラ撒かれた。“犯人”はテレ東内部ともいわれたが、松岡は『信じない』と彼女を守り抜いた」(芸能関係者)

 3人の子供(娘2人・息子1人)に恵まれたが、いまではすっかり尻に敷かれている。

名言3『まずは、修造破り!』
 この言葉は、常に新しい道を切り開け、の意。

「松岡が飛行機移動するときは、ビジネスクラスでいいのではないかという議題が今年開かれたテニス協会の理事会で出ました。テニス人気が高騰したのは錦織と松岡のおかげだから、というのですが、異論は出ませんでした。現在、松岡の上には20人の先輩理事がいるが、近い将来、20人抜きで会長に、という声が上がっている」(協会関係者)

「松岡会長」が実現したとき……熱い第一声に注目が集まることは、間違いない。

(週刊FLASH5月12・19日号)