韓国ツアーで活躍するチョン・インジ、1打差2位と好発進!(撮影:福田文平)

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<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 初日◇7日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(6,550ヤード・パー72)>
 国内女子ツアーのメジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」が開幕。初日首位に立ったのは7アンダーをマークしたイ・ボミ、1打差の2位タイにはチョン・インジとジョン・ジェウンと韓国勢3選手がトップ3を独占。日本勢の最高位は2打差4位の笠りつ子となった。

 ボミはすっかり日本でもお馴染みの選手だが、チョンとジョンはまだご存知ない方も多いだろう。チョンは大学3年生の女子大生プロ、韓国ツアーを主戦場とし一昨年は賞金ランク3位、昨季は4位に入った期待の新鋭だ。身長175センチと恵まれた体格を持ち、韓国でのあだ名は“ダンボ”。ディズニーの空飛ぶ像のキャラクターだが、「目とか顔が似ている」と言われ、愛称として定着しているという。
 チョンは昨年の日韓戦には出場したが、国内女子ツアーには初参戦。「天候にも恵まれ、コース管理もいきとどいているので楽しく回れた」と異国のメジャーでものびのびとプレーし6バーディ・ノーボギーの“66”をマークした。
 とにかく「プレー以外のことは考えていない」と目標の順位もスコアも一切考えずに目の前の一打のみに集中するのがチョンのプレースタイル。若くして韓国ツアーで5勝を挙げ、今季は米ツアーでも戦っており今後はさらなる活躍が期待されている。
 実は大の親日家でプライベートでは何度か日本を訪れたことがあり、日本語も勉強中。将来は韓国を離れ世界に打って出ることが予想されるがそれも「機会があれば」と今の段階ではあまり考えていないという。日本のメジャーでは初日から存在感を発揮、もし日本ツアーに参戦すれば日本勢の大きな脅威となりそうだ。
 一方のジョンは今季から国内ツアーに参戦。3月のアクサレディスでは5位タイに入るなど結果を残している。ヤマハレディースの後はスポンサーとの契約のため韓国ツアーに4週間出場。そのうち3試合でトップ10に入るなど好調を維持し今大会へ。この日はインコースから出てハーフターン後に4連続バーディを奪取。3番では12メートルをねじ込み「雰囲気が変わった」と後半だけで6つのバーディを奪いスタートダッシュを決めた。
 小学生時代はスケートのショートトラックで全国大会に出場するなど根っからのアスリート。ゴルフで韓国のナショナルチームに入っていたエリートで、「パットが良いので明日もスコアを出していきたい」と日本での初優勝を虎視眈々と狙っている。なお、韓国ではフュギュアスケートの「浅田真央に似てる」と言われていたそうだが、本人は「似てないと思います」と照れながら否定していた。
 韓国の新鋭2人の活躍が目立った初日。日本勢も意地を見せられれば、さらにメジャー大会は盛り上がっていくだろう。
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