極度の「心配症」の人が、あなたにどうしても知ってほしい「13のコト」

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あの人に嫌われているんじゃないか?将来の仕事をどうしよう、いまの恋人で大丈夫なのかな…。

あなたの友だち、家族、恋人…に心配症の人はいないだろうか?いき過ぎれば不安障害という病気としてきちんとした治療を受けるべきだが、そこまでいかなくても、多くの人にとってはなんでもないことが気にかかったり、パニックに陥ったり。

心配な人は決して悪意があったり努力不足なのではなく、自分ではどうにもならないのだ。実際に心配をつねに抱えている人たちのことを分析したアメリカ人コラムニストが贈る、心配な人があなたに知ってほしい13のコト。まずは何に心配を抱えているのか理解してあげることからはじめよう。

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 Reference : Jessica Polar , Life Of Pix

01.
心配症がすべてではなく
自分の一部だと知ってほしい

誰だって、自分の一部の性質だけでどんな人間か判断されるのは嫌なもの。心配だろうとなかろうと、その人個人を愛して評価することが大切です。

とても月並みなことに聞こえるかもしれませんが、実際に直面するとなかなか実行するのは難しい。こうしたメンタルヘルスの問題は、ひとたびレッテルが貼られてしまうと、イメージが固定してしまうものです。誰だって、複雑な内面を持っています。そのことを忘れないで。

02.
いつも気を張っているので
疲れやすい

経験したことのない人からは想像もつかないほど、心配は体力を奪います。心身に緊張を強いるからです。普通は気にも留めないようなことでも、不安な人にとっては辛いものなのです。毎日ハードな仕事をして、しかもいつ休みがあるかもわからない…。そんな状態です。心配な人に「もっとポジティブに」とか「生産的なことを考えろ」と言わないように。

03.
たくさんの刺激を受け続けるのは
難しい

いつも気を張っているため、刺激が多いと圧倒されてなにもできなくなってしまいます。心配な人は、身の回りの全てのものに気を配っています。雑音、動作、匂い、光、人、物、全てです。部屋の中でたくさんの人が話しているだけで、もう大混乱なのです。

普通なら楽しめる量の刺激でも、心配な人にとってはそうではありません。そういった場所に行くこともあるでしょうが、いつでも離れられるようにしておいてあげてください。

04.
心配になってしまうことに
理由はない

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Reference : Roxane Clediere , Unsplash

じつはその心配には、はっきりした理由や原因がないことをよく知っています。だからと言って、心配になることを止められるかは別の問題です。最悪のシナリオが、常に頭の中をぐるぐると巡ってしまうのです。

そんなことは起きないよ、だから大丈夫。そう言うのは簡単ですが、言われた方もそんなことはわかっています。それで解決するなら、ほとんどの人は悩んでいません。必要なのは、理解してくれることなのです。

05.
ちゃんと聞いて
気持ちや言葉を汲み取ってほしい

心配だからと言って、表現やコミュニケーションをしなくなるわけではありません。もちろんパニックになっている最中は無理ですが、そうでなければ基本的には話したり気持ちを伝えることは好きなのです。

心配のみならず、メンタルヘルスが低下している人はコミュニケーションが取れないと誤解されてしまいがちです。それはできないのではなく、単に話をしても聞いてもらえなかったりした経験が多いため、話したがらないだけです。

もし話をしてくれたら、きちんと耳を傾けて、気持ちや言葉を汲み取るようにしましょう。そうすれば、きっと心を開いて、いろいろなことを話してくれるようになるでしょう。

06.
「大丈夫?大丈夫?」と
しつこく聞かないで欲しい

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Reference : Ondrej Supitar ,  Unsplash

もしパニックに陥っている人がいたとして「大丈夫?」と聞くことにどれほどの意味があるでしょうか。

動悸は止まず、手は緊張し、胸は苦しく、体が過剰に興奮してしまっている・・・発作の最中に「死ぬかもしれない」と思っている人はたくさんいます。答えはわかりきっています。大丈夫なわけがありません。もっと生産的で役に立つことを言ってあげましょう。

例えば:

「息を吸って」
「もっと落ち着けるところにいく?」
「必要なときは側にいるからね」
「大丈夫、すぐおさまるよ。前もそのうちおさまったでしょう」

大切なのは、そっとしておいてと言われたら、ちゃんとそっとしておくことです。心配な人はパニックを何度も経験してきています。対処できないときにだけ、助けてあげれば十分です。

07.
あなたに感謝していることを
知ってほしい

心配は誰にとっても辛いものです。本人がそのことは一番よくわかっています。だからあなたが気にかけて一緒にいてくれることに、とても感謝しています。あなたがやりたいことを、自分のせいで我慢していることもよく知っています。

一見そうは見えなくとも、あなたのことを誰より気にかけ、考えてくれているはずです。心の底では多大な感謝を寄せてくれているのです。

08.
過去が怖くて
嫌なことを脳が忘れられない

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心配な人の特徴は、考えすぎてしまうことです。誰でもトラウマになりそうな経験をしたことはあると思います。しかし普通の人と違って、心配な人の脳はこうした記憶が、強く記録されてしまっているのです。嫌なことを脳が忘れられないため、毎回辛い思いをしてしまうのです。これは自分でコントロールできるものではありません。だから理解して、そうなりそうな状況は避けるようにしましょう。

09.
変化に対応できない
(たとえ事前にわかっていたとしても)

心配であろうとそうでなかろうと、誰もが安心できる場所を持っています。健康な人にとってもこうした安全地帯を奪われることは苦しいものです。しかし中でも心配な人が特に安全地帯を失うことを嫌がるのは、いつも安心できるところが脅かされていると感じているからです。いつも気を張っているため、安心できる場所が少ないのです。

心配な人は、変化がない場所にいることを好みます。大きな変化に直面すると、状況に対応するために長い時間がかかってしまうのです。少し忍耐が必要かもしれませんが、理解してあげてください。

10.
悪意があって
あなたを無視しているわけではない

心配になると、自分の心の声とうまく付き合っていかなければならなくなります。これは非常に集中力を必要とします。話している途中、突然黙ってしまったら、さっき自分で言ったことについて何かを考えているか、自分の心の声を落ち着かせようとしているのです。

わざと無視しているのではありません。あなたと話すために、心を鎮めようとしているのです。「大丈夫?」と聞いたり「話聞いてた?」などと詰め寄ってはいけません。少し意識が戻ってくるのを待って、それから優しく話しかけましょう。

頭の中が戦場のようになっていることがあります。自分でも話を中断して黙り込んでしまって申し訳ないと思っています。もし大切な話をしていたら、ちゃんと通じていたかを確認し、必要であればメモを取るようにすれば完璧です。

11.
目の前のことに
集中できないことがある

会話の途中で黙ってしまうことについて述べましたが、これが起きるきっかけは、会話の中にあるとは限りません。日常の中で起きるさまざまなことによって、考えが迷子になってしまうこともあるのです。

ゆっくりと現実に戻るように促しましょう。どこにいて、なにをしようとしていたかを思い出させてあげられれば、きっと彼らは多大な感謝を寄せてくれます。

12.
ネガティブだけじゃない
障害だとは思わないでほしい

心配になることは自然なことです。もちろん大変なときもありますが、いつもそれによって行動が限定されているわけではありません。ただ、世界を少し違う見方で見ているのです。診断に振り回されることも、考えすぎることも、およそ人生に起きる全てのことは、ネガティブな方向に転ぶ可能性を持っています。不安だからといって、常にそのように世界を見ているとは限りません。

心配はその人を構成する大切な要素のひとつですし、いい面もあります。ポジティブな部分に目を向けましょう。

13.
長所に目を向けて
一人の人間としてみてほしい

地球上の他の全ての人と同じように、心配な人だって素晴らしい可能性を持つひとりの人間です(だから一緒にいるんですよね?)。さまざまな障害を乗り越えてこそ気づける価値が、たくさんあります。

長所に目を向けましょう。いい面を取り上げましょう。人の尊さを愛しましょう。きっとできるハズ。

以上でリストは全てです。これらのことを頭に入れておけば対処するのは随分楽になるでしょう。人はそれぞれ違った性格を持っています。全ての人に同じ対処法が通じるとは限りませんが、いつでも上手くいくたったひとつの正解は、愛を持つことです。この記事を読んで、何か学ぶところがあった人は心配症な友だち、恋人、家族などまわりで苦しんでいる人に愛を向けてあげてください。


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