「NHK ウイークリー ステラ」5月7日発売

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フランスからやってきたおばあちゃん・幸枝(草笛光子)がセレブっぽくて、貧乏な津村と激しく違和感の「まれ」(NHK 月〜土朝8時〜)第32話(5月5日火曜日)。
幸枝と藍子(常盤貴子)の不穏な関係のいきさつを希(土屋太鳳)たちが知った上で、その修復方法を思いつくまでが、主に説明的な台詞と回想シーンで語られる15分。
昔の朝ドラなら、橋田壽賀子先生のようにひたすら明晰な説明的会話劇をワンシチュエーションで押し切る腕力を奮ったでしょうが、昨今のドラマは手を替え場所を替えてきます。
篠崎絵里子(さきは大でなく立のほう)は、幸枝と藍子の過去を語るとき、
「おれの口からは言えない」と徹(大泉洋)に言わせ、
「ほんなら手で言うまし」と文(田中裕子)に、紙と鉛筆を持ってこさせます。
しかも「ほんなら手で〜」と言われ戸惑う徹に、一徹(葉山奨之)が、「原因や分からな 手の打ちようがないがいね。」と「手」に「手」をさらに加えるのです。
絵を交えて説明することで、徹がフランスとイタリアの場所を間違えたりする遊びも入って、説明の単調さが回避されました。

希と徹と一徹が幸枝と相談するとき、徹たち掃除係が休憩する場所でこそこそ話をするのですが、そこは天井の低い狭いところで、そういうよけいなノイズが入ることによって説明的な会話にも少々耳を傾けようという気にさせられます。
そして、母娘喧嘩についていまいちど考え、解決方法を思いつくのは、井戸端会議の場所・サロン・はる。

それにしても、草笛光子、美しい。
「私も年をとるはずだわ」と過ぎた年月を思うシーンがありますが、草笛光子、1933年生まれの81歳(今年10月に82歳)。黒柳徹子と同い年ですが、徹子さん以上に溌剌としています。ステキです。

【勝手に、今日の名台詞】
幸枝「さば〜(フランス語で「元気?」「OK」 みたいな軽い挨拶に使う)」
徹「まぐろ〜」
ベタだーー

【勝手に、今日の小姑ツッコミ】
回想シーンの徹が妙に澄ましてる。若さを出そうとするとこうなってしまうのでしょうか。
(木俣冬)

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