大型株から[新興&小型株]の物色へ。3倍銘柄を探せ
日経平均が2万円を超えた後、調整局面が続いているが、これまで相場を牽引してきた東証大型株に代わって、3倍高、4倍高となる銘柄が日替わりで登場してきている。東証大型株から、新興・小型株への物色が始まった!

◆主力株は調整局面も、今こそ値動きの軽い銘柄に勝機あり!

 4月10日、ついに日経平均が2万円を超えた。しかし、2万円乗せは午前9時8分から10分までのわずか2分あまり。2万円タッチしてからは足踏み状態が続いている日経平均だが、億超えトレーダーの個人投資家・むらやん氏は次のように相場の変化を感じるという。

「4月中旬の段階ですが、ジャスダックやマザーズは高値を更新しています。また、日経平均はイマイチでも、TOPIXが好調な動きをする日が増えました。これらの現象は、今まで相場を牽引してきた東証大型株から中小型株や新興株に資金が回っているということを意味していると思われます。

 実際、ブロードバンドタワー(年初来安値141円→年初来高値480円)や倉元製作所(同安値134円→同高値1338円)、ITbook(同安値412円→同高値1264円)など、短期で急騰する新興・小型株が急増しているのが最近の特徴ですね」

 同様に、Yahoo!ファイナンス株価予想で2年連続年間MVPを受賞している熊谷亮氏も、相場の転換を指摘する。

「日経2万円の達成感からいったん上昇相場は終了し、大型株は調整を余儀なくされるでしょう。その間、資金は新興・小型株に向かい、5〜7月は個別株の循環物色が続くと予想します。しかし、相変わらず下値ではGPIFらの買いがあって底堅いですから、下げても限定的でしょう。

 一方で外国人投資家は、4月に入ってから週4000億〜6000億円近くも買い越ししています。これは年間14兆円の買い越しとなった’13年以上のペース。今までは一部の大型株だけが上がるという儲かりにくい相場が続いていましたが、ここからは新興や中小型株に資金が回り、今までよりも儲かりやすい相場が到来しそうです」

⇒【グラフ】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=37760

◆テーマ性、好業績、人気化しやすい株を狙え

 では、新興・小型株のなかでも、どのような銘柄に資金が集まりやすいのだろうか。

「新興市場に資金が入ってきたとき、テーマ性がある株、人気化しやすい株、好材料を内包する株、業績が好調な株が活躍すると思われます。例えば、株式市場上昇の後押しから好調な業績が期待されるフィスコ、介護用電動ベッドの開発・製造・販売を手掛けるプラッツ、電力の小売りというテーマを持つイーレックス、自社で運営しているWeb投稿サイト『アルファポリス』で人気となった話題作を書籍化する独自ビジネスモデルを展開するアルファポリスなどが挙げられます」(熊谷氏)

 デイトレーダーのむらやん氏も、テーマ株に注目する。

「最近人気なのはITbookやセキュアヴェイルなどの『マイナンバー関連』、ラオックスなどの『インバウンド関連』ですね。セキュアヴェイルは調整しながら3度の急騰を見せています。ほかにも、赤字なのに2度目の急騰がありそうなアクロディア、一度動きだしたら止まらないモルフォ、公募増資を発表して急落したものの全戻ししているラオックスなど、かなりの強さを感じますね」

⇒【後編】「[新興&小型株]を物色。個人投資家好みの銘柄に注目」に続く http://hbol.jp/37652

◆賢者が注目する銘柄とタイプ

●ラオックス[全戻し型](むらやん推薦)
株価:316円(100株)
3月9日に公募増資を発表し急落。しかし、「インバウンド関連」というテーマ株の中心でもあり、下落分を戻す強さを見せている

●アクロディア[2段ロケット発射型](むらやん推薦)