ドローンで年間10億本の木を植える!元NASAのエンジニアによる緑地化プロジェクトの未来

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1本の木を伐採することよりも、育てるほうが時間とコストがかかります。しかし、木材採取や土地の開発のため、毎年とてつもない数の木々が伐採されています。

科学誌「Discover」のwebに掲載された記事によれば、1,990年代から2,000年代にかけて森林伐採のスピードは62%も加速。世界で伐採されている樹木は年間260億本にものぼるそう。

英・エンジニアファーム「BioCarbon Engineering」に在籍しており、元NASAのエンジニアでもあるローレン・フレッチャーさんは、ドローンを使った緑地化プロジェクトを開始。なんと年間10億本もの植樹を行おうとしているのだとか。

Reference:Matthew Ritchie

これまで主に利用されていたのは人の手で種を植える方法と、空中から乾燥種子を空中散布する方法だったそう。

新しいドローンを使った植樹では、上空1〜3m程の高さから発芽済みの種子と栄養剤が入ったカプセルを射出。特定の地面に埋め込みます。

この方法を利用すれば人の手で植樹を行う必要がないため、より早く安く緑地化を進めることができ、種子をまいた後の管理も全自動で行うことができるようです。

海外ニュースチャンネル「RT」が報じているところによれば、1日に植樹できる本数はおよそ36,000本。夏以降には実際に運用可能になるそうで、ブラジルか南アフリカでのテストが予定されているのだとか。

いずれは、ドローンが木を植える様子も世界中で一般的になる日がやってくるのかもしれませんね。

Reference:Discover , BioCarbon Engineering ,RT