株で勝ちたいなら、合コンの女子側幹事の戦略に学べ
◆周りがブスならあなたが一番かわいい

 こんにちは。ジョン・ポール・絵馬です。

 春は出会いと別れの季節ですね。

 とかいうのはJ-POPのありきたりな歌詞か中高生だけの話で、現実社会を生きるオトナの我々はいつでも別れるし春夏秋冬に関わらず合コンに行って新しい出会いがあります。まさに毎日が春です。

 ちなみに合コンなどの出会いの場での勝率はいかがですか?

 合コンでの有名な格言のひとつとして「幹事MAXの法則」があります。端的に述べると、女子の幹事は自分より容姿などが劣る友人を連れてくることで、結果として自分がその場で一番かわいい子になる傾向が大きいということです。いいですね。勝率を上げるためにずいぶんと戦略的ですね。

 同じことを投資でも活用しましょう。周りをよく見て、勝てる市場で勝負するという大原則を守るのです。

◆投資でも幹事MAXの法則! 勝てる市場で勝負しろ!

 東京証券取引所は年間取引のうち、各市場における法人・個人・海外投資家の比率を発表しています。最新である2014年の売買代金について見てみましょう。

<表1> 
2014年投資部門別株式売買状況
市場別投資家比率

●東証一部
法人 8.3%
個人 21.2%
海外投資家 69.1%
証券会社 1.4%

●東証二部
法人 4.1%
個人 74.3%
海外投資家 17.3%
証券会社 4.3%

●マザーズ
法人 2.3%
個人 71.7%
海外投資家 21.9%
証券会社 4.1%

●JASDAQ
法人 3.0%
個人 70.7%
海外投資家 21.4%
証券会社 4.9%
(出典:東京証券取引所)

 トヨタ自動車やNTTなど、おそらくみなさんが名前を聞いたことがある会社はほとんど東証一部の銘柄でしょう。上の表を見ると、東証一部は海外投資家が7割近くを占めていることがわかります。必ずしも全てがそうではないですが、海外投資家は豊富な資金量と十分な研究によって投資活動を行う機関投資家で成り立っています。

 いわゆるプロの投資家であると言えます。

 反面、東証二部・マザーズ・JASDAQ市場は7割以上が個人投資家で成り立っています。必ずしも全員がそうではないですが、個人投資家は資金量が乏しく、非理論的で感情的な投資活動をすることが多いです。

事実、異常に高い株価や、合理的に考えて割安すぎる株価になっている銘柄が多数あります。

◆東証二部・マザーズ・JAZDAQはゴールドラッシュ

 この統計結果は極めて重要です。東証一部の特に日経平均株価に構成される225銘柄を中心に投資活動を行い、他の投資家に勝つというのは非常に困難です。証券会社や海外投資家の大勢のアナリストらが銘柄を既に徹底的に分析し、投資を行っているからです。

大相撲の関取相手に相撲を挑むようなものです。海外投資家が7割を占める東証一部でアウトパフォームし続けることは、リア・ディゾンより美人になりたいと願うくらい難しいことです。

 ところが、東証二部・マザーズ・JASDAQは個人投資家だらけで、大変ありがたいことに彼らはろくに企業研究もせずチャートを見てなんとなく投資します。値上がりすると興奮して高値で買い、株価が下がると怖くなって安値で売ります。理想とは正反対の行動です。(塩漬けという味の付かない調理もよく行います。)

 そのため不合理に割高・割安の銘柄が山ほど出てきます。札幌・名古屋・福岡の地方市場も加えると、これらはほとんど開拓されていない金山の如く、まさにゴールドラッシュです。適切に銘柄分析を行えば勝てる可能性は非常に高いです。

合コンでいえば、周りの女子が全員ジーンズ姿でノーメイクのような状況で、まゆ毛すらありません。あなただけがきちんとメイクをして髪を巻いてやや露出の高い服を着て少し明かりを暗くすれば、あなたが一番になるのは間違いないです。