フジテレビ「ジャンクSPORTS」(2日放送分)では「大相撲スペシャル」と題し、豊ノ島、照ノ富士、旭日松ら人気力士がゲスト出演。昨今、若い女性にも人気が急上昇している相撲の魅力を存分に伝えた。

そんな中、「オススメの一番」の一つとして紹介されたのが、2013年9月場所の常幸龍と嘉風の一番だ。

「珍事」、「力士以外にまさかの災難」として取り上げられたこの一番では、常幸龍が嘉風を豪快に投げ捨てると、前回り受け身をとった嘉風の左足が行司である木村晃之助氏の顔面を直撃。回し蹴りが入ったかの如く、強烈な一撃を喰らう羽目になった。

この一番について訊かれた嘉風は「実は、取組中に自分は手の平の骨を骨折していたんですよ。それで投げられて受け身をとるのに必死で足が顔に当たったことを知らなかったんです」と苦笑いを浮かべた。

「それで取組が終わった後に相撲診療所っていう国技館の中にある病院みたいなところに行ったら、この行司さんもいたんです。足が顔に当たったことを知らなくて、いつも挨拶すると愛想よく“お疲れ様です”って言ってくれるのに、その時自分が手をおさえて“お疲れ様です”って言ったらちょっと冷たかったんですよ。それで今日感じがおかしいなって思って」。

こう続けた嘉風は「次の日に行司の顔に足が当たったっていう記事を見て“あ、昨日冷たかったのはこのことか”って」と語ったが、当時の木村氏は、取組後も取り乱すことなく常幸龍の勝ち名乗りを挙げるなど己の仕事を全うし、ネット上でもそのプロ魂を称える声が数多く挙がっていた。