1日、中国女子卓球チームの孔令輝監督は、日本卓球チームが急速に力を付けてきていることを評価し、「5年後の東京五輪開催時には、日本が中国を超えている可能性がある」と語った。写真は世界選手権での伊藤美誠。

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2015年5月1日、中国女子卓球チームの孔令輝(コン・リンフイ)監督は、日本卓球チームが急速に力を付けてきていることを評価し、「5年後の東京五輪開催時には、日本が中国を超えている可能性がある」と語った。中国紙・揚子晩報が報じた。

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「日本はすでに中国の最強のライバルになった」。孔監督はこう語り、「5年後の東京五輪開催時には、日本が中国を超えている可能性がある」と続けた。

日本卓球チームには、有望な若手選手が数多く育ってきている。男子チームは水谷隼26歳、丹羽孝希21歳など。女子チームは27歳の福原愛を筆頭に、22歳の石川佳純さえもすでに「ベテラン」の域に達している。

4月26日に開幕した世界選手権で著しい活躍を見せているのは、14歳の伊藤美誠だ。彼女は世界選手権女子シングルスで、福原愛が持っていた国内最年少記録を11日塗り替え、14歳192日で8強入りを果たした。

また、伊藤美誠とペアを組む平野美宇も同じ中学3年生の15歳だ。1年前に彼女たちはほとんど知られていなかったが、14年ドイツ・オープンのダブルスでワールドツアー史上最年少の13歳で優勝を飾り、一躍脚光を浴びることになった。

1954年の第21回世界選手権から59年の第25回世界選手権までの金メダル合計35個のうち、20個を日本が獲得するなど、日本卓球チームはかつて世界の王者に君臨していた。しかし、その後、中国が台頭する一方で、日本は低迷が続いた。

しかし、20年の東京五輪開催決定に伴い、日本卓球協会は目標を「東京五輪でのメダル獲得」に定め、伊藤美誠ら2000年代生まれの若手選手も含めた人材育成計画をスタートさせた。

日本チームの関係者によると、1年間の予算3億円のうち、若手の育成に1億円を投入しているという。日本チームは現在、優秀な選手を中国へ送り込み、試合にも積極的に参加させるなど、中国に教えを請うている状態である。さらに、中国人監督やコーチとの意思の疎通を図るため、選手に中国語の学習も奨励している。

日本の卓球が復活したのは決して偶然ではない。短期間のうちに中国の地位を脅かすことは難しいだろうが、新たな戦力が次々と現われて来ており、中国チームはすでにその脅威を確実に感じている。(翻訳・編集/秋田)