「ビリギャル」原作が初の1位、有村架純主演映画版への注目が好調牽引。

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今週発表の最新5月4日付けのオリコン週間“本”ランキング(集計期間:4月20日〜26日)文庫部門では、週間売上3.6万部の「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話文庫特別版」(坪田信貴/KADOKAWA/4月10日発売)が、先週付けの2位から順位を上げて1位を獲得した。

既発の単行本が記録した最高2位を上回り、単行本、文庫を通じて作品初の1位を手中に収めた“ビリギャル”。有村架純主演による映画も5月2日に公開となり、その注目度の高まりも原作の好調を牽引したようだ。

通称「ビリギャル」は、高校2年にして学力は小学4年レベル、聖徳太子を「せいとくたこ」と読んで“太った女子”だと発想する偏差値30のギャル・さやかちゃんが、塾講師である著者・坪田信貴氏から心理学を駆使した指導を受け、やる気に目覚め、私立大学の雄・慶應義塾大学に現役合格するまでの1年半を追った実話小説。

映画版は土井裕泰監督(「いま、会いにゆきます」「涙そうそう」「ハナミズキ」ほか)がメガホンを執り、有村のほか、伊藤淳史、野村周平、安田顕、吉田羊らが出演している。