自殺したソーヤー・スウィーテンさんと姉のマディリン・スウィーテン、双子のサリヴァン・スウィーテン(左から)

写真拡大

 アメリカで大ヒットしたテレビドラマ「Hey!レイモンド」に出演したソーヤー・スウィーテンさんが自殺をし、19歳で亡くなったとRadar Onlineが報じた。

 同ドラマは人気コメディアン、レイ・ロマノの人生をモチーフにしたテレビコメディーで、レイに双子の赤ちゃんがいたことから、生後1歳で双子のソーヤーさんとサリヴァン・スウィーテンがキャスティングされていた。

 1歳の時から9シーズンにわたって出演していたため、ソーヤーさんが成長するのを見届けてきた元キャストは、突然の訃報にショックを受けたという。父親を演じたレイは、「彼が亡くなったと聞いて、ショックで悲しみにあふれています。ソーヤーはすてきな子で、一緒にいて楽しい子でした。彼がいるだけでいいエネルギーを感じられたものです。彼とご家族、ご友人の今のお気持ちを考えると胸が痛みます」とコメントしている。

 同ドラマで姉のアリー・バローネを演じていたのはソーヤーさんの実の姉マディリン・スウィーテン。彼の死を発表したのはマディリンだったという。「今朝、わたしの家族は大きな悲劇に見舞われました。わたしたちにとって愛する弟、息子、友人であったソーヤー・スウィーテンが自殺をしたことを残念ながらご報告いたします。困難な時ですので、家族のプライバシーを重視してくださるようお願いするとともに、愛する人たちと連絡を取りあってくれることを望みます」との声明をだしている。

 マデリンはその後、Facebookでも、「愛する人たちに自分の気持ちを伝えてください。その人が自分にとってどんなに大切な人であるか疑問の余地を持たせないようにしてください」とみんなに呼びかけた。

 Deadlineなどによると、同ドラマ以降、ハリウッドとは距離を置いていたソーヤーさんは、テキサスにある自宅に帰省中に自殺をしたらしい。(澤田理沙)