写真提供:マイナビニュース

写真拡大

5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』に対して、ハリウッドで活躍する鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が押井守監督について語るインタビュー映像が公開された。

今年3月にも『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』と押井守総監督へ向けて、熱いコメントを寄せていたギレルモ監督。今回公開されたインタビュー映像は9分弱にも及び、押井監督との関係や作品に対する思い入れなどを熱く語っている。

2002年に公開された映画『ブレイド2』で来日した際に、押井監督のスタジオを訪問したギレルモ監督は、そこで押井監督の作画風景を見学させてもらったという。ギレルモ監督は「押井監督がスタジオの全員をまとめ上げ、彼らを共通のビジョンに導くべく魂をこめて仕事に取り組み、CGへの転換期にも関わらず一生懸命手書きで作画する姿に影響を受けた」と、当時を感慨深げに振り返っている。

また、『パトレイバー』を観るきっかけとなったのは、『アバター』(2009年)で知られるジェームズ・キャメロン監督の勧めだったことも告白。『パトレイバー』を観たギレルモ監督は、その想像力の高さに驚愕し、ジュール・ヴェルヌやH・G・ウェルズを例にしながら、本作が描く「リアリティの追及であり、現実的に起こりえそうな作品を作るということ」に感銘を受けたという。また、『パトレイバー』を観たことが、2013年に公開され大ヒットとなった『パシフィック・リム』に多大な影響を与えていたことを明かしている。

最後にギレルモ監督は「あなたが作品を世の中に出す時、どのような媒体であっても私は待ち遠しく楽しみにしています。そしてあなたがこの世界にいて物語を伝えてくれるためこの世界もより良いところになっていますよ。ありがとうございます」「彼は素晴らしいフィルムメーカー」と、押井監督が世界に与えた影響に感謝の意を述べている。

そして、インタビュー映像の後には、劇場公開を数日後に控えた『首都決戦』の最終予告編が収められている。綾香の歌うイメージソング「Lose Control」をバックに、最新自衛隊戦闘ヘリAH88-J2改="グレイゴースト"と旧型警察ロボット 98式AVイングラム="パトレイバー"の壮絶な戦いを垣間見ることができる。

『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。

(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会