佐々木芽生監督によるドキュメンタリー映画のティザービジュアル

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捕鯨問題を描いたドキュメンタリー映画が2016年夏に公開される。

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イルカ漁を描き『第82回アカデミー賞』長編ドキュメンタリー部門を受賞した『ザ・コーヴ』の公開以後、欧米の環境保護団体や動物愛護団体、外国人活動家の攻撃の的になっている和歌山・太地町をはじめ、国内会議や様々な場で日本と世界の対立が続く捕鯨問題。「偏った情報をもとにした感情的、政治的な議論」ではなく、健全な対話の成立を目指して制作されている同作では、賛成派や反対派の意見に耳を傾けながら、日本は今後も捕鯨を続けていくのかという問題や、対立解決の糸口などを考察するという。

監督とプロデュースを務めるのは、約30年にわたり現代アートの収集を続ける老夫婦に迫ったドキュメンタリー『ハーブ&ドロシー』『ハーブ&ドロシー2〜ふたりからの贈りもの』を手掛けた佐々木芽生。30年近くアメリカで生活している佐々木は、『ザ・コーヴ』が『アカデミー賞』を受賞したことをきっかけに、「日本人として、捕鯨現場の真実や従事者の思いを正しく伝えたい」と、太地町で撮影を開始したという。完成は2016年1月から2月を予定しており、完成後は映画祭で先行上映を行ったのち、同年夏に日本で公開される予定だ。

なお、朝日新聞社のクラウドファンディングサイト「A-port」で、7月22日まで、同作の製作費を募るプロジェクトが実施中。集まった資金の用途は撮影やオフライン編集、英語翻訳などに充てられる。資金援助のリターンについてはA-portのプロジェクトページで確認しよう。